「項羽と劉邦 中巻(司馬遼太郎著)」読了。
タイトルでは「項羽と劉邦」と銘打ちながら、実質的な主人公は劉邦である。劉邦は220年にわたる前漢を築いた高祖であるが、本作品においては(横山光輝作品も同じだが)英雄像とは程遠い。いくさは弱くて、威厳はなく、口も汚く、酒と女が大好きな元農民の次男坊…。英雄像と程遠いという点では「水滸伝(北方謙三著)」における主人公格:宋江のようである。
そんな劉邦が猛将:項羽に勝利した最大の理由は部下に恵まれ、その部下の話をよく聞いたことだろう。つまり、項羽とは逆のことをやった点にある。結局、絶対専制的な実力者の項羽が敗れ、部下それぞれの持ち味を活かした劉邦が勝利したということだ。
本作品は上巻と中巻の2冊を読了したが、特徴的な点は、歴史的事件がわりとサラリと流されている点だろう。劉邦の関中入り、鴻門の会、漢中行き、楚漢戦争などは横山光輝作品や世界史漫画等では名場面であるにもかかわらず、あっという間に事実だけ語られるに過ぎないため、少々味気なかった。
一方、登場人物の背景からエピソードなどはかなり詳細に描かれており、各章ごとに魅力的な人物が登場する。
気付いたら、横山光輝作品を越えてしまっていた。そろそろあちらも再開して同時並行していこう。
項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)
著者:司馬 遼太郎
新潮社(1984-09)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
9月から取り組んできた難ケース(自殺)がようやく目処が付いたと思ったら、本日、脳梗塞ケースの相談が来て、managerの指名により私が担当することになった。私も中々楽をさせてもらえないものだ。
この種のケースは未だ完結した経験がなく(今まで数件担当したが、完結前に転勤してしまったのだ)、いい勉強になるため前向きに取り組んでいこうと思う。しかも、現在は上司に非常に恵まれているため、この上司のもとで担当できることを幸せだと思わなければならない。
相談後さっそく、過去の病歴照会、医師へのdocumentを起案した。先手先手で行こう。
タイトルでは「項羽と劉邦」と銘打ちながら、実質的な主人公は劉邦である。劉邦は220年にわたる前漢を築いた高祖であるが、本作品においては(横山光輝作品も同じだが)英雄像とは程遠い。いくさは弱くて、威厳はなく、口も汚く、酒と女が大好きな元農民の次男坊…。英雄像と程遠いという点では「水滸伝(北方謙三著)」における主人公格:宋江のようである。
そんな劉邦が猛将:項羽に勝利した最大の理由は部下に恵まれ、その部下の話をよく聞いたことだろう。つまり、項羽とは逆のことをやった点にある。結局、絶対専制的な実力者の項羽が敗れ、部下それぞれの持ち味を活かした劉邦が勝利したということだ。
本作品は上巻と中巻の2冊を読了したが、特徴的な点は、歴史的事件がわりとサラリと流されている点だろう。劉邦の関中入り、鴻門の会、漢中行き、楚漢戦争などは横山光輝作品や世界史漫画等では名場面であるにもかかわらず、あっという間に事実だけ語られるに過ぎないため、少々味気なかった。
一方、登場人物の背景からエピソードなどはかなり詳細に描かれており、各章ごとに魅力的な人物が登場する。
気付いたら、横山光輝作品を越えてしまっていた。そろそろあちらも再開して同時並行していこう。
項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)著者:司馬 遼太郎
新潮社(1984-09)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
9月から取り組んできた難ケース(自殺)がようやく目処が付いたと思ったら、本日、脳梗塞ケースの相談が来て、managerの指名により私が担当することになった。私も中々楽をさせてもらえないものだ。
この種のケースは未だ完結した経験がなく(今まで数件担当したが、完結前に転勤してしまったのだ)、いい勉強になるため前向きに取り組んでいこうと思う。しかも、現在は上司に非常に恵まれているため、この上司のもとで担当できることを幸せだと思わなければならない。
相談後さっそく、過去の病歴照会、医師へのdocumentを起案した。先手先手で行こう。