「中邑真輔の一見さんお断り(中邑真輔著)」読了。
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2010年3月初版発行なので、まだまだ新日本プロレスがV字回復を遂げる前、レインメーカーが登場する前、中邑真輔がベルトの価値を高めたIWGPインターコンチネンタル王座もまだ創設される前、中邑真輔がまだクネクネする前の時代である。今からたった8年前なのだが、一昔前という感である。

最近、中邑真輔自伝を2巻通しで読んだばかりであり、ほとんどが既知の内容だった。ま、それだけ中邑がブレないプロレスラーであるということもできるが。先日読んだ自伝と多少異なるのが、今までの来歴や思い出を語るだけでなく、その時の価値観とか理論にページを割いているということか。

総じて思うのが、中邑って若手の頃から早熟というか、哲学者だなぁということ。そりゃ、少し上の先輩格である真壁、棚橋、柴田とは合わないよな‥。こんな後輩可愛くないもん(笑)。

中邑はこの本で言っていた。「幸か不幸か、自分と同じように抜擢された後輩がまだ出てきていない。もしいたらその気持ちを分かってやれる」と。

この本が出版されてから2年後、それは実現する。オカダカズチカである。オカダが敢えて中邑と同じCHAOS所属となったのは、中邑の上記のような気持ちもあってのことかもしれない。