こんにちは。はぴヨガmasamiです。

私がヨガを始めたいと思った頃というのは、
「ヨガ=おしゃれ」となる少し前のこと。
オウムの事件の余韻もまだ残っていて、
「ヨガ=怪しい」みたいなイメージもあった頃です。

そんな頃、私が出会ったヨガ教室が「雄弘ヨーガ」というところでした。

ヨーガ界で知らない人はいない大大大先生の佐保田鶴冶先生が名付け、
そのお弟子さんである番場一雄先生が創始されたヨガです。

ヨガ教室というより、ヨガ道場と言った方がしっくりくるようなところでした。
お洒落なヨガスタジオみたいに、若い女子はいません。
生徒さんのほとんどが、ヨガ歴20年とか30年というベテランばかり。
女性はかりでなく、男性も多くみえました。

そんな、自分の親より年上の方たちに混ざってのヨガ。
ヨガ雑誌に載っているようなお洒落なキメポーズもありません。

アーサナ(ポーズ)を、体で表す真言であるとのことで考えられた
真言ヨーガを、独特の呼吸法に合わせて行います。

ヨーガの体操の前には、声を出すヨーガとして、経典読誦をします。
サンスクリット語で、「ヨーガスートラ」と「般若心経」を唱えたあと、
普通に「般若心経」を唱えます。
(この辺りも、知らない人が見たら、あやしーと見えるでしょうね。)


でも、最初に出会ったヨガがお洒落スタジオのヨガでなく、
「雄弘ヨーガ」でよかったと思っています。


ヨガがお洒落なエクササイズとして広がってきたのは、
それからしばらくしてのこと。
駅のホームや街中でヨガマットをひっかけて歩いている人を沢山見かけるようになりました。


これでやっと、「私、ヨガやってるんだー。」と友達に言えるようになりました。

はい、実は、ヨガやってるって言えなかったんです。
だって、「ヨガ=怪しーい」でしたから・・・。



言ってみれば、私のヨガの原点です。