こんにちは。はぴヨガmasamiです。

久しぶりの豊田市美術館。
フランシス・ベーコン展に行ってきました。


フランシス・ベーコンさんは、ピカソと並ぶ20世紀を代表する画家のひとり。
でも、欧米での知名度に比べると、日本ではあまり知られていないそうで。

日本では、今回なんと30年ぶりの展覧会。
1992年の没後の個展としては、日本初、アジア発だそうです。
開催されるのは、東京と(なぜか)愛知だけ!
こういうのって、何か得した気になっちゃいます。
先に感想を言うと、とってもよかった。



代表作33点の絵画。
ボランティアガイドさんのギャラリーツアーに参加しての鑑賞です。
参加者がうちの家族3人とおひとり様の男性だけだったので、
すごくマイペースでいさせてもらえました。

このガイドツアーのよいところは、
ガイドさんの説明を一方的に聞くだけではないというところ。

どう感じたかを話ながら、鑑賞していくんです。

慣れていないと、難しいかもしれません。
わたしたちは、日常で自分がどう感じたかを
言葉にあらわすということをしていないから。


ひとつの画を見るたび、ガイドさんが聞きます。
「この作品を見てどう感じますか?」
「何か気になるところはありますか?」

そうやって、自分の感覚を言葉にするという作業を
くりかえすことで、感性は磨かれていく気がします。


そして、このガイドツアーのもう一つのいいところは、
他の人の感想(見方)を聞くことができること。
自分とは違う見方を共有することで、もっと味わいが深くなる。


言葉に表す、そして他の人とシェアする。
こうすることで、自分自身の気づきも深まる。
自分との対話という点では、ヨガと全く同じです。


「アートに、答えはありませんから、自由に思ったことを言ってください。」
と言われ、私が一番しゃべっていたような・・・。
変な感想や、変な質問にお付き合いくださり、ありがとうございました!



この「フランシス・ベーコン展」のサブタイトルは、
目撃せよ。
体感せよ。
記憶せよ。


見る人の「神経組織を攻撃」するといわれるベーコンの作品。

先月まで開催されていた東京国立近代美術館では、
なんと来館者10万人越えの大盛況だったみたいです。

豊田市美術館では、9月1日までやっているので、
お近くの方は、ぜひ足を運んでみて下さい。


館内のレストランも、景色もよくとってもステキですよ。
(美術館のレストラン、大好き。)


美術館の建築自体もステキですし、お散歩もできます。



梅雨時期の美術館、おススメです!!