こんにちは。はぴヨガmasamiです。

昨日の続き。


ある名医として世界中で有名な外科医のところに
交通事故にあった親子が運ばれてきました。
その交通事故で、父親は即死し、男の子は重傷でした。
外科医は、運ばれてきた男の子をひと目見てこう言いました。
「これは私の息子!!」

さぁ、外科医と男の子の関係は?


即答できましたか?


答えは、「外科医は男の子の母親。死んだ父親は外科医の夫。」です。


「世界的に有名な外科医=男性」という先入観があると、
外科医と男の子の関係に気づくことができません。

これは、職業に限ったことではありませんね。


わたし達は日常生活の中で、この無意識の先入観でものごとを
判断しているってことです。


「世界的に有名な外科医=男性」という先入観は、
大多数の人が持っているから、こんな記事が書かれたんでしょうね。

でも、こんな多くの人が共通する先入観の他にも、
私たちは無意識の中に、独自の先入観(思い込み)も
いっぱい持っています。

冒頭の、外科医と男の子のお話に答えられなかった人、
答えを聞いてなーんだと思った人は、
先入観を持っていたんだなということに気づけたわけです。
よかったね!



でも、日常生活の中で、自分の思い込みに気づくのは難しい。
もし今、何か悩みや不安や怒りや悲しみを感じることがあったなら、
それは無意識の中の先入観、思い込みの仕業かもしれません。



自分がどんな先入観(思い込み)を持っているのか分からない。
そして、すぐに気づくことはできないかもしれないけれど、
自分がたくさん持っているということを知っておこう。


まずは、そこから始めてみよう、ね。