こんにちは。はぴヨガmasamiです。

先日のこと。
「ねぇ、今度こびとを捕まえにいかない?」
と言う息子と、どこに捕まえに行くかを思案していました。




 
最近の息子の愛読本。
「こびと観察入門①」~捕まえ方から飼い方まで~


今、分かっている全31種のコビトについて載っています。
生体の特徴から、生息地や、性格特徴、観察の仕方とか、
細かく解説されていて、捕まえ方と飼い方のポイントがあります。

ホントに、コビトがいるような気にさせる本です。
さも、実在しているかのような図鑑です。
本当の昆虫図鑑のように。
(どのコビトもとってもチャーミング!)


「コビトを捕まえに行こう」と誘う息子の中では、
コビトは、ダンゴムシやカブトムシのように、
実際に生きているんですね。(たぶん)



でも、これと同じようなことを、大人になってもしています。
実在していないものを、あると思い込んでいるってこと。

その人の中に、その人なりのコビトが存在しています。
そのコビトが架空のものと気づかずに、日常を過ごしています。
もしかしたら、コビトを飼っていることすら気づいていないかもしれない。


そしてそのコビトは、たぶん小さな子供のころから、
自分の中に飼っていることが多いです。
自分が飼っているコビト、大事にしているコビトは、
自分の作りだしたもの。
実在しないもの。
そのたくさんのコビトを見つけることが、「気づき」です。


このコビト図鑑でも、捕まえるためにまず観察をします。
生体特徴から、生息地を分析する。



わたしたちの中にいるコビトを見つけるために、
まず、自分の観察から始めましょうか。

ヨガは、そのやり方を教えてくれます。
自分を観察することから、ヨガが始まります。


自分の中のコビトの特徴をよく観察して、
上手に飼うことができるといいですね。
そして、そのコビトが実在しないということに本当に気づけたら、
そのコビトはいなくなっているはず。
体の中にスペースが生まれて、きっと体も心も軽くなります。

そしてもうひとつ。
目の前のひとが飼っているコビトは、自分と同じじゃないってこと。
自分の中に余裕ができてくると、相手のコビトに対してやさしくできます。
間違っても、「それ違うんじゃない?」などど否定しちゃダメですよ。



ちなみに、息子が探しに行きたいコビトは「シボリオオチチ」。
ウシの乳にぶら下がっているか、ウシの近くにいることが多いらしいです。
上手に飼うことができると、毎日「トウニュウ」を収穫できるみたい。

 
(ブックマークされています。)




近いうちに、牧場に行ってきます。
楽しみです。

こびと観察入門〈1〉捕まえ方から飼い方まで/なばた としたか
 
 
こびと大百科―びっくり観察フィールドガイド/なばた としたか