こんにちは。はぴヨガmasamiです。


こんな本を読みました。


可笑しな家。
世界中の奇妙な家・ふしぎな家60軒というサブタイトル。
 


タイトル通り、世界中にあるユニークな家が60軒紹介されています。
建築物のユニークさだけでなく、建っている場所もユニーク。
そして、全てが人が住むための家です。
家主さんはどんな人なんだろう?って気になります。



気になったお家を数点ピックアップ。


「靴の家」 
ペンシルバニアのお婆さんの一人暮らしの家。


 
「妖獣の館」
スウェーデンの森の中のお家。
建築家のカップルの釣りするための休暇小屋だって。

家の中もおしゃれ。
 




他にも、

こんなのや、


こんなの。
 
こんな集合住宅も。




紹介されている60軒の中で1軒だけ、
実際に行ったことがある家が載っていました。


こちら。
オランダ、アムステルダムの郊外にある老人ホームです。

本では、「抽き出しハウス」って名前が付けられています。

集合住宅なんですが、その内の何軒かのお家が、
家ごと飛び出してくっ付いています。
さらに、カラフルなベランダも飛び出している。
で、これ高齢者のための住宅なんですよ。

この老人ホーム見たさに、言葉も分からず旅しました。



著者である建築家の黒崎敏さんのこんな一文。
「水に浮いたり、崖に潜んだり、宙に浮いたり、土で固められたり・・・・
まるで子供の砂遊びのように無邪気な家々も、自分や家族と真剣に
向き合い、会話や葛藤を重ねるなかで生まれた必然のフォルムであり、
溢れんばかりの愛情を注入した唯一無二の建築なのである。」



自分の住まいを、こんなふうにしてしまえる人たちは、
きっと人生の愉しみ方もすばらしく創造的なんだろうな。
そして、そのためには自分と向き合うことが不可欠ですね。



小さな自分に縛られず、想像的でありたいなと思わせてくれる本でした。