こんにちは。はぴヨガmasamiです。


こんな本を読みました。



「生命の正体は何か」 川田薫


東京大学物性研究所などで研究された川田薫理学博士の著書です。

とても面白い実験をしている方。

「命(魂)はエネルギーだから、重さがあるのではないか。」
ということを、本気で実験された方です。


E=MC²
覚えてますか? 
エネルギー保存の法則。

エネルギーがあるってことは、M(質量)があるんだよって、
実際にラットを使って実験してみた。

すると、ラットは死後、約1万分の1、体重が減るケースが多いことが分かった。
これが、命の質量ではないか・・・と。



もっと面白いのは、これをモノでも実験してみたところ。


あるものを分解してみて、分解前の重さAとバラバラにした部品 a b cの
重さを比べてみると、同じように1万分の1減っている。
A≠a+b+c だった。
分解しているので、モノAは壊れている=死んだ状態ってことです。

生きている(使える)状態のモノAが、死んだ(使えない)状態の
部品abcになると、重さが減る。


生き物に命があるってこと、みなさん納得ですよね?
じゃあ、モノに命はあると思いますか?


川田博士はこう言っています。
「なぜそうなるか? というと、これは人間の思いのエネルギーですよね。
『これがあるとみんな便利になってくれるな。みんな喜んでくれるな』なんて思って作る。
その思いの分だけ、重さが重いんだろうと思います」



トイストーリーもこんなお話でしたっけ?
モノにも命が宿っている?







人間も、モノも、
この思いというもの(意識)が命だということ。



自分の思い(意識)が、
自覚しているものであれ、
無意識のものであれ、
自分を作っているということ。
意識の現れが自分なんだということ。



時間をお知らせするために生まれたものが時計であるし、
遠く離れた人とおしゃべりしたいという思いの現れが電話ですよね。




命の重さ。
わたしの命。
わたしの思い。
どんな風に現しますか?
どんな風に現していますか?



こんな視点で、命について考えてみるのも楽しい。

身の回りのモノも、もっと大切に扱わないとね。

 

 

 

 

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