こんにちは。はぴヨガmasamiです。


ヨガの初めと終わりに必ずするポーズがあります。


胸の前で手と手を合わせるポーズ。
合掌です。


途中でもやりますけどね。
合掌したままとるポーズもたくさんありますし。



合掌はムドラーのひとつで、ちゃんと意味のあるものって
知っていましたか?
ちなみに、アンジャリー・ムドラーと言います。



ムドラーとは印のこと。
精神的な意味や考えを表すものですが、
各指はチャクラや内臓とつながっているので、
体や生気にも影響を与えます。

お仏像が手の指で作っているあれです。
よく見るのは、親指と人差し指で輪っかを作るムドラーかな。



ヨガのムドラーはたくさんありますが、
その代表が左右の手の平をあわせる合掌です。



左手が、わたしたち人間の小さな個の意識(アートマン)、
右手が、大いなる存在・神様の意識(ブラフマン)を表します。
この2つをひとつにする、ひとつであるという意味です。

手と手を合わせることで、この二つを調和させ、
本来の自分に戻るとされています。



陰と陽の調和。
ハとタをヨーガすることですね。



中指は背骨を表しますから、中指はまっすぐ上に向け、
そのエネルギーがアナハタチャクラ(ハート)に流れるように、
親指はそっと胸に引きこみます。



自分という小さな意識を、大いなる存在とつなげ
調和させるような思いで、そっと胸の前で手を合わせ、
静かに呼吸に意識を向けてみる。


自分の内なる男性性と女性性、
右脳と左脳、あらゆる2極を
調和させていくように。



普段何気なくやっている動作も、意味を知ると
少し違ったものに感じられるかもしれませんね。




「いただきます」や「ごちそうさま」の時にも
感謝の気持ちとともに、ちょっと意識を向けてみてくださいね!