こんにちは。はぴヨガmasamiです。
今週末にかけて、暖かくなるみたいですね。
嬉しい反面、花粉症の方にはつらいお天気。
できれば、マスクなしで春の風や匂いを堪能したいところですが、
花粉以外にも、化学物質みたいなのも飛んでいて
悩ましい季節です。
さてさて
鼻がつまると、頭がぼーっとしてきませんか?
何故でしょう?
それは・・・
脳に酸素がいかなくなってしまうからです。
鼻のお仕事は、臭いをキャッチすること。
鼻腔の奥の方に嗅神経という神経があって、
そこで臭いをキャッチしています。
キャッチするということは、脳につながっているということですね。
脳は頭蓋骨の中に大切に閉じ込められていますが、
嗅神経だけが飛び出していて、直接空気に触れているんです。
だって、そうじゃないと臭いが分からないでしょっ。
アロマテラピーが効くのも、このためです。
アロマって、結構お手軽な感じで浸透してますが、
脳の深い部分に作用しているので、慎重にね・・・。
ちょっと回りくどくなりましたが、鼻呼吸は脳を直接刺激しているんです。
だから、口の呼吸よりも鼻で呼吸した方が頭がよくなりますよ!
ぽかんと口を開けてTV見ていたり、口開けて寝ていませんか?
ちゃんと、鼻で呼吸して、脳に刺激を与えてあげてくださいね。
そして大切なのは、ここからです。
長いですね。すみません・・・。
ひとつは、鼻呼吸と自律神経の関係。
もうひとつは、鼻呼吸と感情の関係です。
嗅神経は、左右12対ある脳神経のひとつなんですね。
その脳神経は、自律神経を支配しています。
だから、鼻呼吸は、自律神経に働きかけることができるんです。
自立神経失調症って聞いたことありませんか?
自律神経は、汗をかいたり、内臓を動かしたり、ホルモンの調節をしたりする、
わたしたちの生命を維持するためのとっても大切な神経です。
そして、自律神経には、交感神経(活動)と副交感神経(リラックス)の
2つがあって、この2つがバランスよく働いているのが理想です。
プラスとマイナスが合わさってピカッと電気がつくのと同じです。
忙しい毎日を送っていたり、ストレスため込んだりすると、
交感神経優位になります。
常に緊張している状態だってことです。
たぶん多くの人が、交感神経優位の状態なのだと思います。
と言うことは、プラスとマイナスが不均等の状態でなんとか電気をつけているような
ものなんですね。
わたしたちの周りにある病気の大半は、交感神経優位が原因なんですよ。
自律神経は、わたしたちの意志で動かすことができない(自律してる)から、
自律神経っていうんですが、ひとつだけ、自律神経に働きかける方法があります。
それが鼻呼吸です。
鼻の穴、2つありますね。
右は交感神経、左は副交感神経につながっています。
鼻の呼吸で左右のバランスを調えること。
深く呼吸をすること。
この2つを意識的に行うことで、自律神経のバランスを調えることができます。
普段している浅い呼吸ではだめですよ。
できれば、お腹を使った深い呼吸がいいです。
ヨガでは、様々な呼吸法でこの左右のバランスを調えながら、
深い呼吸を促します。
はぴヨガも、ポーズの完成度よりも、自分の呼吸に意識を
向けていくほうを重視します。
繊細な意識を向けないと、自分の鼻腔の呼吸の左右差には気づけません。
あなたの今の呼吸はどんなですか?
鼻呼吸していますか?
右の鼻から出入りする息と、左の鼻から出入りする息の
強さ、深さは均等ですか?
鼻呼吸と感情の関係についてはまた明日。
鼻炎になっているのは、もしかしたら自分の深いところにある
感情なのかもしれませんよ。
今日は、長く読んでくれてありがとうね。