そして、K立がんセンターの予約の日がきました。

広尾の先生にはとめられたけど、行かないと言う選択肢は考えませんでした。

今現在、1番肉腫を研究してるのは、やはりこちらの病院だと思うので。

受付で、持参したCDを渡すと、読み込みしてから診療室で、見ながら診察しますとの事でした。

ドキドキして、親友と待合室で待ちました。

呼ばれて中に入ると、いかにも研究者な香りの医長がいらっしゃいました。

たんたんと、私たちに、MRIの画像を細かく見せてくれながら、分かりやすく、丁寧に話をしてくださいました。

ずいぶん華やかな画像だね。
。。
筋腫がでっかすぎるからみたい笑。

確かに、中身が雲のようにモヤモヤしてますね。

子宮は取るよね?
右の卵巣は、画像だとかなり隣接しているから、右はもしかしたら、摘出だね。

左は、ほら!離れてるから、残せると思うよ。

と、たんたんと話していました。

私は、先生!私は筋腫に見えますか?
もし、筋腫で、全く肉腫の疑いがないなら、子宮も取りたくないんです。
でも、先生がみても、肉腫疑いが少しでもあるなら、安全第1で、全摘したいと考えてます。

先生は、、、、。
うーん。確かに華やかな筋腫だと思うけど、肉腫疑いは、取らない限りは、絶対とはいえず分からないよ
との答えでした。

やっぱり。。

私、
その場合、追加手術で、子宮を取るでは、やはり予後は変わるのですか?

先生、
それは変わります。

私、卵巣は、予後に変わらないともありますが、取らないといけないものですか?
また、追加手術で卵巣をとる場合も、先にとる事と比べ予後に関係はありますか?

先生。
うーん。3種類のうち、1つ卵巣が大好きな肉腫があるんだよね。
でも、先に取らなくても、追加手術で取れば、予後は変わらないよ。
ただし、2回手術しないといけないけど、それでも良ければね。

私、やっぱり✨✨
それなら、私は、筋腫と子宮全摘にして、卵巣は残したい!もしも癒着があるなら右卵巣は取る。にしたいと思うんですが。

先生。
それが、良いと思うよ❗️
後は、病理検査を待ってからで良いでしょう。との事でした。

1番聞きたい内容が、確信に変わり、安心しました。

私は、先生に、ちなみに、今から手術をしないで、注射で縮めるなんてできるかも聞いてみました。

先生は、こんなに大きくなってるのに、注射?注射の効果は、数ヶ月後からだし、待った所で、もし縮めれても、ほんの少しで、やる意味はない。
それより、圧迫が酷くなるし、
いち早く取り出す事。そして病理検査に出す事だと言いました。

ですよね。

全て納得しました。


終わろうとした時、
親友が、すかさず、先生❗️と👀
今、手術日は決まってますが、先生に手術をお願い出来るのでしょうか?

先生は、えー?僕が??

😱😱😱

確定してる大変な患者さんが僕には沢山いるから、疑いがある人までみてたら、キリないよー

😱😱😱😱

手術内容は、筋腫と同じだから、難しいものではないし、うちでなくても、早く手術して貰える所で、手術して、病理をこちらに持ってきたら、検査することもできるから。その時に持ってきたら?

うちだと、手術2か月は先になるし。

あっ。最初にあなたを検査してた先生、隣にいるから、その先生に手術して貰えば?
今から呼ぶから。

😱😱😱

そーなんです。。
私を途中で放置したあの先生。。。
まさかの、こちらに転職して、働いていたんです。。。😰
実は、私、検索してる段階で、気づいていましたが、その日はその先生の診療日でなかったから、いないかと思ってました。。

必死で、いやいや医長にして貰えないなら大丈夫ですと、断りましたが。。

ちょっと待合室で
待ってね。。。😱😱😱😱

まさかここで再開するとは。。。

何が悲しくて、最終その先生に手術されなきゃならないんだ。。。

呼ばれて、入ると、若干気まずそうに笑う、先生がいました。

先生は、実は私の主治医の後輩で、主治医から、今日私が行く事を先に聞いていたそうで。。

色々私が先生を探しまわった事など話しました。
先生は、今の私の主治医の先生が、とても腕が良い事、またこちらの医長との話も、全て、主治医に先に、電話しておいてくれる事等、配慮して下さると言ってくれました。

けど、先生は、私に子宮は残せるんじゃないかな?よーく見ると、少し筋腫と子宮に隙間が見えるし。肉腫確定してから追加手術でもそんなに時間変わらないからと、言いました。。

医長も取る事をすすめたのに👀👀

ばかな私は、この話に乗りたいと、またまた一瞬思ってしまいましたが、親友に一喝され。。撃沈。。

結局、良い話ばかりを聞いて今に至る私。
選ぶのは自分で、責任取るのも自分。
その為に、沢山の意見を聞いて、勉強をして、自分で納得して選択しないと。

肉腫は、グレーである限りは、
結局取らないと最終分からないものだから、自分に厳しい話やリスクも含めて話をしてくれる先生の意見に耳を傾けないと。


この先生も、悪気があった訳じゃないし、患者に寄り添う意見をしてくれる先生なのかな。
放置される形にはなってしまったけど、周りまわって、なんだかんだ、遠回りしたけど、結局縁があったのかなー。。


それに医長の
僕が手術するのー?の回答も、グレーだけど、疑いが薄いのかもとも思えたし😊

かなりの収穫と、色々なモヤモヤが、一気に晴れた気がしました。

最初の考え通り、主治医に手術を予定通りお願いする事に決めました。

あー、長かった。

今回の件で、はじめて子宮肉腫を知り、この時代に、こんなに分からない事が沢山あるなんだと知りました。