昨日、おかんとあんずでお花見行ってきましたよ。
風が少し冷たかったけど1年ぶりの行事、まったりしてきました。
土曜日、横浜潮友会の4月例会で伊浜に行ってきました。
サバルで受付を済ませると今回は親方様も参加されるとのこと。
前回の「28会」で同礁させていただいたおいら。今回は誰に熱血指導が入るのか。
はい、今回も生徒はおいらでした。らっきぃ~。
渡ったのは「ハラモ」。
渡礁直後から親方様の熱血指導が始まります。
「かぁみてぇ~、おめ~が釣るまで俺は竿ださねぇかんなぁ。」
しかし反応は薄く、この時は餌取りもまばら。
「ヲイ、早く釣れよぉ。弟子が釣る前に俺が釣っちまうわけにいかねぇかんなぁ。」
楽しそうにニコニコして言いますが、おいらにとっちゃすっげぇプレッシャー。
竿を出して20分位経った頃、追いコマセを打とうと浮きから目を離したその時、手元に
「ぎゅんっ。」
と、同時に
「おいっ、喰った、喰ったぞぉ。」
よそ見をしていたおいらに親方様の声。
32せんちめんたる、尾長、確保ぉ~。

おいらが1尾釣る事が出来たのでやっと親方様も釣り開始です。
おいらのポイントは沖ハラモとの間の小さなワンドからの払い出しと本流が合わさる辺りだけが少し反応がありました。
際を流したり、潮が手前に当てているような状況ではノーシグナル。
うまく真横に流れる潮で少し沖目で無いとダメ。
ハマると
ずごん。
手前まで寄せたけど高い磯、潮も低かったのでタモが届くのはサラシが出ているところだけ。真上から見る形で距離感がつかみにくい。波もあるのでうまく掬えずもたもた。
「なーにやってんだかなぁ。波○&△/□×%すんだよぉ。」

(よく聞き取れませんでした。次回教えて下さい。)
36せんちめんたる、口太げっとん。
で、かなり長い沈黙。
海の様子は悪く、左隣の「沖ハラモ」の釣り人、少し離れた右隣のヒデさん、ゴンちゃんもかなり苦戦している模様。
ゴンちゃんが竿を曲げてたので親分が聞くと
「赤いマゴチですっ。」
わけわかんねぇ。
親方様にカメラを向けると
「哀愁漂ってるだろ。」
「ゴン太はおもしれぇなぁ、赤いマゴチか。」
「かみてぇ、△?○%#$/だなぁ~」
「赤いマゴチ。うーん流行らそうかなぁ」
冗談ばっかで笑わせてくれるんですが、他の誰もが釣れない中でも小まめに仕掛けに手を入れすぐに結果を出すんだよね。
すごいなぁと思っているとゴンちゃんに向い
「赤いマゴチ。」

どこかのツボにはまったみたい。。。
冷たい風、ころころ変わる潮、来たり来なかったりする餌取り。
気分を変えるためにタバコ吸ったり、おべんと食べたり、おやつ貰ったり。
こんな時こそ
「今更そんなこと聞くかぁ?」
ってみんなが思う「ちょー初心者」がする釣りの基本的な質問を親分に聞きました。
ずっと自己流でやってきているおいらには聞きたくても聞けないことたくさんあります。
ホントはすっごく恥ずかしかったけど聞かないと今後もずっとモヤモヤするし。
馬鹿にしたりせずキチンと、時にはお手本まで見せて教えて下さいましたよ。
嬉しかったぁ。
上がりまで約1時間という2時ちょっと前頃、少しだけ潮に変化が。
狙っているポイントにうまく流れる真横の潮。
浮きに変化が出始めて3投目、
すすっ
うりゃ
「喰った。」
と、
「喰ったかぁ?かみてぇ~、赤いマゴチかぁ?」
おかしくて力が入らない。。。
割とすんなり寄ってきたので「いや、そんなにでかくないですぅ。」と返したんですが
おいらの竿を見て(たぶん)
「でかいかぁ?頑張れよぉー。」
と、次に親方様から檄が飛んだ瞬間
ずごごごごぉ

磯際でつっこむつっこむ。
伸されそうだったので少し糸をくれて竿を抜いた。
「だいじょーぶかぁ?こっち寄せろぉ。タモ入れしてやんぞぉ。」
なんと親方様にタモ入れしていただいちゃいました。
親分「やったぢゃん、これで優勝だな。」
おいら「でも、きっと誰か持ってますよ。」
親分「いやぁ、昼の電話でウッチャンとこも良くねぇみてぇだし、ヒデさんもでかいのは持ってねぇからなあ。持ってるならワタリに乗ったヤヨシだな。」
と、磯の上で勝手にダービー予想。
3時タイムアップ。お迎えの船で帰港です。船上であーだ、こーだ。
帰港後検量たーいむ。
優勝は親方様の予想通り
やよちゃん、44.5せんちめんたる。
船の上では41cm有るかな?なんて言ってたんですよ。「三味線」じょうず。
2位、おいら。42.5せんちめんたる。
自己記録タイです。最近いい思いさせてもらってます。
3位、今ちゃん。42せんちめんたる。
今ちゃん曰く
本来だと40オーバーの5ポイントの内、3ポイント位はウッチャンのものかなぁ。
というのも、、、
先に竿をたたんだウッチャンに促されウッチャンの釣り座で振り込んだラスト1投。
そしたらホントに喰っちゃった。
巻こうと思ったらなんとリールのハンドルが折れた。
(ハンドルが折れるって初めて聞いた。普通は折れない、たぶん。)
ウッチャンに竿を預けて手で道糸を手繰って寄せた。
(最初はスプールを手で回したらしい。たぶん日が暮れる。)
手繰り過ぎで今度は竿先がぶっこわれた。
(かなり必死で「手繰った」んだろう。)
可笑しいったらありゃしない。おそるべし 「かったくり釣法」
港を後にして今ちゃん、北さんと「銀の湯」で反省会。
逝ってしまいそうな爺さん二人。
あー、楽しかった、例会。
次回5月場所は「中木」で開催予定です。
おしまい