世の中不況と言いますが、今年の鈴鹿は元気いっぱい。
予選があった土曜日も大勢の人でビックリしてしまいました。
皆さんご存知のように、今年の鈴鹿を制したのは
セバスチャン・ベッテル。
レッドブル・ルノーの弱冠21歳のドライバーです。

初めて鈴鹿でF1グランプリが開かれたのが1987年。
今から22年前。
ちょうどその頃、生まれた彼がこうして鈴鹿にやってきて世界中の大勢の人を感動させた。
これまでの時の流れ、歴史、過去の名勝負さえ思い出してしまうようなベッテルの優勝でした。
世間では「シューミの再来」だとか騒ぐ人もいますが、おいらはそうは感じません。
シューマッハの出てきた頃、それほど彼に興味がなかったというのもありますが、彼とはちがう感性をベッテルに感じます。
これから、どう「化ける」かは解りませんが、期待してみていきたいと思います。
二番手に入ったのはトヨタのヤルノ・トゥルーリ。
フリー走行でも速さを見せていたのですが、「燃料軽くしているんでは。」と思ってました。
決勝では案の定、真っ先に燃料補給のピットインした彼ではありますが、鈴鹿は気合が入っているのも伝わってきました。
トヨタチームに関しては今シーズン序盤はいいスタートが切れたようでしたが、中盤、ライバルチームが力を付けていく中で、開発スピードが少し遅かったような気がします。
まだ1勝もあげられていないのが非常に残念です。(?)

トヨタと言えばウィリアムズの中島。


地元グランプリでいいところを見せてほしかったんですが、予選から彼のマシンだけ「キレ」が無い。
「ま、しょうがねーよなー。セカンドだからどうせ思いっきり燃料詰め込まれてチームの作戦を組立てやすくしてるんだもんな。」
と思ってました、勝手に。(笑)
明けて決勝の日。
コースオープンになって各車グリッドに着くんですが、彼は7~8周もコースをぐーるぐる。
こんな光景見たことない。
よほどたくさん燃料が入っていたんでしょうね。
今年を最後にフェラーリから去る
「キミ・ライコネン」 。

レースでは最後のセーフティカーが入った後のリスタートで一発を期待したんですが一歩及ばず。残念ながら表彰台には登れませんでした。
来季たぶんマクラーレンに乗ることになるでしょうが、若手のエネルギーを一杯もらって渋い、キレた彼の走りを見たいです。
しかし、素顔のキミ、実はサーキット入りする前の素顔を見る事が出来たんですが、
まぢ、かっちょいぃーーー。
今年もあと2戦、バトンが逃げ切るか。

バリチェロが巻き返すか。ベッテルもまだあきらめていませんよー。
F1から帰ったら早速「投げきっす」
台風が心配ですけど・・・。


にほんブログ村