暖冬から一転、名古屋市では大雪が降ったばかりですが、
続いて、今季最強の寒波が西回りで流れ込んできます
今回、西日本中心に大雪や猛ふぶきの恐れがあり、警戒が必要です。
雪が降るかどうかの目安に一つは寒気の強さがありますが、
例えば、850ヘクトパスカルの(上空1500m付近)寒気が-6度は平地の雪の目安、-9度が大雪の目安となります。
ところが今回、最も強い冬型の気圧配置となる24日夜の上空1500メートル付近の寒気を予想でざっと見たところ、
福岡・-15度以下(1977.2.16-15.3度)
鹿児島・-12度以下(1977.2.16-12度)
那覇・-6度以下 (1977.2.17-4.1度)
右に表記したのは、近年で今回レベルの寒気がやってきた年と気温です。
1977年はかなり寒い年だったようで、沖縄で初めて降雪が観測されました。
沖縄で過去に雪が降ったのは、この1977年の2月17日 久米島で1度きり!
この時に降ったのは、雨に雪がまじる「みぞれ」ですが、みぞれも「雪」とみなします。
沖縄でも今回、雪が降るほどの寒気が流れ込む予想。(実際に雪が降ることはまずないと思いますが・・・)
西日本は山間部は大雪の恐れがあり、平地も積雪やふぶきに警戒が必要です。西日本は日曜午後から大荒れの天気に要警戒を。
車の運転は風を伴う雪で、見通しが悪くなり、交通機関が乱れることもありそうです。
東海地方も雪を降らせる寒気に、北から南まですっぽりと覆われます。
潮岬・-11度以下(2005.2.1 -11.8度)
こちらは10年ぶりの寒波というレベルです。降れば、各地雪。24日(日)の午前中から、雪がちらちらする所も
今回も東海で一番雪が強まり積もりやすいタイミングは25日(月)に日付が変わってからとなりそうです
25日(月)の未明から朝は、気温が氷点下の予想で、平地も降ればみるみる雪が積もります。
普段雪の降りにくい平地でも、前回と同じくらいの積雪(名古屋9センチ)となる恐れがあります。
早めに起きて雪の情報をチェックしましょうね!風も強く暴風、高波に警戒。
厳しい低温による水道管の凍結なども対策しましょう。
名古屋は月曜朝は氷点下5度!!!2000年以降一度だけ氷点下5度台を観測していますが、
ここまで下がると2012年2月3日氷点下5.2度以来4年ぶり。(意外と最近…でもその前は1999年2月4日の氷点下5.7度)
我が家も水道管にタオルを巻き巻きしておこうと思います!
今後の気象情報にご注意を。
そして、この寒波のあとは急に春がやってきて、来週木曜の最高気温は13度で3月中旬並み!
今年の寒暖差は体がついていきませんね・・・・気をつけましょう
コメントやメッセージ、ありがとうございます。