磯釣りの楽園、男女群島にモンスター尾長シーズンがやってきました。4月からのシーズンは南東向きの風が吹くことが多く、冬のシーズンになかなか上がることが出来ない西向きの釣り場で竿を出せることで、大型の尾長に出会える確率が高いといえます。


男女群島の瀬渡し船といえば、長崎県田平町のあじか磯釣センター[0950-57-0883]

今回はブラックヘラクレス、予定では一泊二日の釣行でしたが、翌日の午後から15メートルの風が吹き出す予報がでてるので、午後12時回収の日帰り便となりました。


今回のチャレンジする仲間は、坂口君と山下君。

同じ福祉の仕事をやってる、尾長釣り大好き仲間。


午後12時に出航したヘラクレス、エンジン全開で3時間半程で男女群島の西磯に到着。

韓国のメンバーから瀬上がりスタート、

坂口&山下コンビが荒磯カブリ、私は1人で中尾瀬西に上がることになりました。






中尾瀬西は足場が悪く、釣り座と所は傾斜しており、ツルツル状態で注意が必要。上に上がると平らな場所があるので、荷物置きと休憩する所は安心できます。


今回のマキエはオキアミ2角にヒロキュ―の爆飛マスターグレを一袋に海水300cc。しっかりと混ぜ合わせると1回分のマキエが完成。オキアミの原型が崩れないように混ぜ合わせてるのですが、爆飛マスターグレはしっかりとまとまってくれて、遠投も容易にできます。

ツケエは生イキくんfor PRO 2Lと海水に漬け込んでおいた半生ボイル。この半生ボイルはマキエにも使用します。




ロッドはシマノのレマーレⅥ、道糸はBB-Xハイパーリペルαフロート8号、ハリスはシーガーのグランドマックス8号を2ヒロ。

ウキは私のオリジナルの素材を使用したテストウキの00をチョイス。ケミホタル装着できるようにした、昼夜使用できる尾長ウキ。夕マズメから夜の尾長の時合いを逃さないようにするために作り上げたウキ。内臓鉛もタングステンを使用してるので、潮噛みにも優れてます。


夕マズメの時間帯は潮変わりと重なってるので、最高のモンスター尾長タイム。前田船長の話しでは、中型サイズの尾長が邪魔をするので、それを交わしてトライしてくださいとのアドバイス。

気になるのは切れ藻の多さ、潮変わりの時間帯で、あちこちのヨドミに浮いているので、やり取りの障害になりそうな感じ。


際の払い出しからマキエを10杯ほど撒き、それと同時に半生ボイルも数杯打ち、潮筋とぶつかるカベにポイントを絞る。

ヤイバ尾長グレリズム10号に生イキくんfor PROを尻尾からの背掛けにして、潮のカベに仕掛けを馴染ませ、ウキがジワジワと沈み始めたとこで、追いマキエを数杯打つと、バチバチと道糸が引きだれていく気持ちいいアタリ。40〜50センチの尾長が入れ食い状態。かなりの数が群れてる様子。贅沢な事なのだが、これを交わすのが一苦労。



ヤイバ尾長グレリズムがしっかりと口元を捉えてくれるので、やり取りの助けになってくれる。

潮の流れが変わり下げ潮の流れに変わり始めた。モンスター尾長の時合いに突入!!!!若潮なので、時合いは短いので、急いでウキをJ4に変え、ツケエを潮のカベを上層からゆっくりと落とし込むと一発で竿を引ったくられる強烈なアタリ。60は超えてる。力強い引きのやり取りを楽しんでいると、切れ藻が道糸に絡まり、藻を取ろうとしてると、ハリスを飛ばされて、ジエンド汗汗

その一発のアタリの後は、中型サイズ止まりで、夜のモンスター狙いに切り替えることにしました。


隣の荒磯カブリの坂口&山下コンビも同じようなサイズで大型のアタリはなかったようだ。




まずは際付近の沈み瀬周りを攻めてみる。ケミホタル対応の1号浮力のウキをチョイスして、ウキをゆっくり沈めていき、群れてるタナを探っていく。チモトホタルの光で誘いと仕掛けの動きを見るの2つの役割。針から4ヒロ付近にウキ止めを付けて、そこでウキが止まると、ゆっくりとウキがシモッていくように調整してます。

際や手前の沈み瀬狙いは、サンノジ、オジサンで、尾長の音沙汰はありません。ガーン

ならばと、流れを利用して、あちこちに点在する沈み瀬を攻めてみることにした。

ウキをオリジナルの00に変えて、仕掛けを流れにリンクさせていくと、道糸を引き出される気持ち良いアタリ。

夕マズメと同じサイズの数釣りとなったビックリマーク

一晩中頑張りましたが、サイズアップは叶わず、朝マズメの時間帯となりました。

午後12時回収なので時間はありません。

全集中で挑みます。


良い感じの早過ぎず遅すぎずの下げの流れで、流れに特化したウキ、キザクラのZーMotionの000に変えて、ハリスにはジンタンBを2つ打ち、その流れを狙うと、

53センチくらいの尾長を頭に、中型サイズの数釣り。ヤイトカツオも釣れて、残りの時間を楽しむことが出来ました。


風裏のポイントですが、南からの強風が回り込み、時折、竿を待つのもやっとな感じになってきましたので、早めに道具を片付けて、迎えのヘラクレスを待つことにしました。

他の場所も大型は出ておらず、中型サイズの数釣りだったようです。石鯛は60サイズが数匹出ており絶好期に突入した感じのようです。