「それまでのいい子」が心配!〈思春期以降〉
親にとって、
子どもはいつまで経っても
「子ども」ですよね。
自分自身に置き換えてみても、
親は自分のことを、
「子ども」
だと、思っているのではないかと
感じられることがありますよね。
かわいい子どもは、
いつしか大人になっていきます。
思春期は、
問題行動が起こりやすい時期です。
それまでは、
「いい子」に過ごしてきた
我が子に、
何かしらの問題が発生し、
予期せぬことに、
親は戸惑ってしまうことも
あるでしょう。
「いつまでも子どもで
いるわけではない」
という、
頭では分かっている、
当たり前のことを理解して、
「子どもに対する意識」
を変えていくことが必要だと
言えますね。
それには、親が子どもの発達の様子や
子どもの成長過程についての知識を
持っておくことが大切です。
予備知識を持ち、
子どもの成長に、
備えることですね。
小学校6年生の国語の教材に、
「カレーライス」 重松 清 著
があるのをご存じでしょうか?
ひろし(6年生)とお父さんの
くりひろげる
「思春期の物語」です。
お父さんは、
ひろしが小さい頃のイメージを
ずっと持っています。
そんなお父さんが、
「ひろしの変化(成長)に
少しずつ気づいていき、
最後には、ひろしの成長を
お互いに喜び合える」
というストーリーです。
この物語からも分かるように
親は、どうしても子どもの変化の
後追いになり、
子どもの変化に戸惑ってしまいます。
そうならないように、
「いい子」に甘んじることなく
親として、心構えと知識を持って
子どもの変化に、適切に対応していく
ことが大切になってきますね。
これから、
いろんな問題・出来事が
あるかも知れません。
しかし、
「親の様子や態度」
「対応の仕方」
が変わるだけで
よい方向へと向かうことが多いです。
反対に、無理矢理押しつけよう
などと思ったらどうでしょうか。
自分自身の思春期の頃を
思い出しても想像がつきますね。
自分の子どもに、
課題や問題が生じた場合は、
慌てず、目をそらさず、
状況を受け入れながら
子どもの環境を整えてあげられるように
していきたいですね。
そういう意味で、
親は、いつまで経っても
子どもを見守る一番心強い
味方ですよね。
メンタルオフィスKazeでは、
保護者の方と共に
「子どもの健やかな成長」
を願って、
様々な活動に取り組んでいます。
〈初めての方へ〉
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