挑戦する気持ちをつくる!
「失敗した時のことを考えてしまい、
 なかなか勇気が出ない。」
という人もいるでしょう。
あなたは、どんなタイプの人ですか?
 
 
今日のテーマは、
「挑戦する人」
この課題を解決したいと思います。
 
あなたは、
「挑戦することは、良いことだ。」
と思うでしょう?
「挑戦することは、良くないことだ。」
と答える人は少ないですよね。
 
今、パラリンピックが行われています。
「挑戦する」ことを、
文字通りそのまま行ってきた、
すごい人たちのスポーツです。
毎日毎日、困難に立ち向かい、
尋常じゃない努力を
重ねてきた人たちが集まって
スポーツをしています。
私は、車いすでのラグビーの
ぶつかり合いのすごさ、
水泳の滑らかな泳ぎ、
フェンシングの鋭い動きに
魅了されました。
スポーツも一人ではできない、
ライバルや仲間が居てこそ
成り立つんだなと、
オリンピック・パラリンピック
を通じて強く感じています。
 
しかし、自分が「挑戦できる」
かというと、そう簡単ではありません。
そもそも「挑戦」を
望んでいないかも知れません。
 
事実、私も今まで、
「挑戦する」ことなど、
ほとんど無かったのではないか、
と思う人生を生きてきました。
「挑戦」するつもりで
「仕事に就いた」、かもしれません。
しかし、「脱サラして、起業をする。」
そんなことも、
そんな気もありませんでした。
 
私の車を世話してくれたり、
釣りを一緒にしたりする友達は、
車のディーラーを辞めて
自分の自動車工場を営んでいます。
「やりたかったのか?」
と聞いたことはありませんが、
「挑戦」と言えるのではないでしょうか。
 
あなたは、この先、自分の将来、
例えば、今の職を辞めてでも
打ち込みたいことなど、
「挑戦」といえるような
「何か」を考えていますか?
 
「挑戦」と「失敗」は表裏一体ですよね?
 
失敗した時のことを予め想像しておくことは、
リスク回避のために確かに必要ですが、
失敗を恐れすぎてしまうと
足はすくんでしまいます。 
 
失敗を恐れずに挑戦するために必要な、
心構えはどうあるべきか。
 
 
「失敗することはダメなこと」と、
思っていてはいけません。
失敗したり、
期待した結果が
得られなかったりしても、
そこから学ぶことができれば
失敗にはなりません。
 
とは言え、失敗の大きさにもよりますよね。
明日家族に「今の仕事を辞める。」
と言ったとして、
必ず反応は、「ノー!」、
「とんでもない。どうやって
明日から生活するの?」
と返ってきそうですよね。
あなたが今、どんな家族構成でも、
リスクが高いことは事実です。
本田技研工業の創業者、
本田宗一郎氏は次のように言っています。
「チャレンジして失敗を恐れるよりも、
 何もしないことを恐れろ」
 
失敗は決してダメなことではなく、
たとえ失敗してしまったとしても、
「挑戦する自分」を良いイメージで
捉えよとおっしゃっています。
 
しかし、あなたも、これでは、まだ、
ポジテイブに捉えることは難しいでしょう。
「チャレンジ⇨失敗⇨改善⇨チャレンジ」
の法則に、
気持ちが乗っていかないと思います。
 
では、次に、
「失敗は記憶に残らない。」
もし失敗したとき、
それを周囲に知られるのは
恥ずかしい人もいますよね。
他人は、あなたが思っているほど
あなたを気にしていません。
あなたも他人の失敗を、
1年も2年も覚えてはいないでしょう?
「挑戦するかしないか」の時、
失敗もハードルにはなりますが、
他人の目も気になりますね。
気にしないことが重要ですが、
そうは言っても気になりますね?
 
新しいことに挑戦することは、
とにかく勇気が要ることです。
「勇気」
みんなが躊躇する原因です。
 
「勇気を出せ!」
「失敗を恐れるな!」
「失敗をしても気にするな!」
「失敗はみんなしていること!」
「やりたいことは、自由に挑戦しよう!」
などと叱咤激励されても、
今の生活を顧みず行動できない。
勇気を出して挑戦できない。
 
「挑戦して成功したい。」と
「失敗したくない。」との、
論理のメリーゴーランドに乗って抜けられません。
当然ながら、成功の保証のある
挑戦はありませんね。
 
それでも、あなたが、
多くのハードルを乗り切って、
勇気を出して挑戦したなら、
きっと、日本中で何パーセントかの
貴重な人材になることは
間違いないでしょう。
「挑戦」の中には、「失敗」も潜んでいますが、「成功」も同時に存在します。
 
まとめると、
 
【あなたが「挑戦」へと
   舵を切るときの2つのポイント】
 
1.あなたのやりたいこと、
  「夢」が大きくて、
  少々のリスクを抱えても「挑戦」したい、
  将来を大きく変えたいという
  強い気持ちを持っている。
 
2.人生の転機を何かの原因で迎えていて、
  変化することへの
  物理的・心理的な負担が少なく、
  行動を起こしやすい。
 
 
今日のテーマは、
「挑戦する気持ちをつくる」
 
 
あなたも、チャンスを活かす感性と
心構えもって、
必ずつかみ取ることができるように、
「挑戦する気持ち」
で準備しておきませんか?
やるかやらないかを決めるのは、
あなたですから。
 
 
to be continued