実家が東京都八王子市の山間部なので、
今日みたいな天気予報では、だいたい雪が降る。
学生の頃、家から駅までの道にものすごい雪が降っていたので、
普通は歩いて15分程度で着くのが1時間弱かかり、
よく授業に遅刻していた。
長靴・撥水加工のコート・ニット帽と万全の服装でいたので、
学校の最寄り駅に着いたときが最悪で、
都心は雪など降っていないから、
パンプスの友人によく驚かれた。
昔いちどだけ、雪が降り積もった日の夜に、
学校から家までなんとか無事に帰って、
明日道が凍ったら積もった今日より歩くのが大変だと思い、
大きなシャベルを持って一人で雪かきをしたことがある。
雪の日の夜だから、あたりは人の気配もなくて、
自分の雪をかく音がよく響くせいで余計に静かな空気が聞こえ、
あたかも自分一人が地球上にいるような気持ちになり、
見上げた空の澄み渡った星空がとても奇麗で、
それもまたなんだか宇宙的な感じだと思い、
腰を休めては空をみて、を、繰り返した。
で、何のことはない、翌朝は前代未聞の腰痛で、
自分の作った道筋に満足する余裕もなく、
へろへろになって学校に行った。