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母の認知症が確実に進んでいます。家でみるのも、もう無理かもと時々思います。ところが、12月1日、母は召されました。お母さん、哀しいです。

皆様、あたたかいコメントありがとうございます。


本当に、あっけなく、逝ってしまいました。


土曜日に、吐き始めて、医者にかかり


お腹が張っているので、吐きどめを使い


おさまったら、便秘解消の薬を飲むようにと薬をだされました。


その日は、吐くので 経口補水液を取りながら、吐き気止めをのみ


日曜日に便秘の薬を使ってみたのですが、


便は出ませんでした。


おかゆを出すと、食べて吐くこともないので、


夜は、金目鯛の煮つけを少々たべました。


月曜日に医者にかかると


お腹の張りが異常なので、医療センターで検査するようにと紹介状をもらいました。


そして、医療センターで、CT検査の結果


下行結腸に8センチのがんが見つかり、それが、便を詰まらせているので


お尻から管を入れて、がんの脇を通して、便を排出する処置をするということでした。


腸がぱんぱんに張っているので、その治療が終わると


普通の腸にしぼんでくるので、それから、がんを摘出する手術をしましょう・・・・


倒れそうになりました。


顔色が悪いので、ベッドの上で横になっている母は、点滴を受けながらも


口でその管をとめているテープをはがそうとしていました。


状況が分からない母は、


「もう帰るよ。家でお風呂はいるよ」と言っていました。


吐くので、体を横向きにささえながら手も押さえながら


「このまま長期入院では、認知症が進むだろうから、家ではもうみることできないわ。


施設を探さないと」と


いよいよ本気で探すつもりでいました。


家に居ることにこだわった母はそれが分かったのでしょうか。


病室に落ち着いたので、明日来るねと声をかけた8時間後に


母は亡くなりました。


家に帰ってきた母の顔をみて


皆さん「眠っているみたい」と言ってくださるのですが


生きている時の母の寝顔を毎晩みていた私は、


穏やかな顔だけど、生きている時とは、全然ちがうと思っています。


「お母さん」時々声にだして呼びかけています。


もう着ることのない母の吐しゃ物のついた洋服を洗って、たんすにしまいながら、


泣いてしまいました。