窃盗はよくない!!というのはもちろんなのですが、人狼倶楽部であった窃盗から早一か月が過ぎ、無事に犯人の男の子も捕まりました。

とはいえ、ここ最近でも窃盗がまたあったということなので、それについて書いてみようと思います。

ここで書くことは少々極端な話になると思うので、合わないと思ったら全然読み飛ばしてもらっていいと思います

 

1.主催者として

自分の人狼会はさほど人気がなく、人数が少なくなってピンチになることも少なくありません。

しかし基本的に自分が声をかけている関係で「やべえな」ってやつはあまり来ません。こっちが「やべえな」と思うやつが主催であるしぐれ自身を「やべえ」と思っているからかもしれませんが、僕としてはうまく成立しているように感じています。

ここから何が言いたいか?

特にオープン会で広く人を募集する場合なのですが、ある女の子と話したい男性とか、ある人が参加しているから参加したいという「主催者とまったく面識がない層」が入ってきます

これは当然なのですが、その場のリーダーである主催がまったく知らない人が多く入ってくる×貴重品を置くスペースがどこかにあるという考え方をすると怖くないでしょうか?事実、その怖さというのが10月にあったコスプレをする人狼会でもまた発生したということを聞きました。

誤解を招かないために先に言っておくと、僕は「オープン会をやめて、みんな仲の良い人、信じられる人だけのクローズ会にいくべきだ」と言いたいわけではありません。僕は5年やってても別にクローズにする必要がそこまであると思っていませんし、オープン会で人狼を通して知り合った人たちの化学反応が楽しいと思うところから人狼会を開催している節があります。

ここで警告したいのは、主催者向けの話です。その人の人となりについて、できるだけ判断する癖をつけた方がよいと思います。

事実、僕は見知らぬ人だった場合、最低でも二言、三言くらいは会話をして何となく大丈夫かどうかの最低ラインだけは確認するようにしています(ちなみに、人狼ゲームは社会性があるかどうかの最低限度のラインを確認するために使えるとも考えています)

 

とはいえ、9月に人狼倶楽部で捕まった男の子は周りからの信頼も厚かったみたいで、発覚後は「まさか、あの子が・・・」という反応と共に波紋を広めました。とはいえ、事実は事実です。彼が数件の犯行に関わったというところまで明るみに出て、自分たちが信用していた隣人が実は人狼だったというオチを迎えてしまったわけです。つまり、わからないものです。矛盾してるじゃねーか!と思われた方もいらっしゃるとは思いますが、それでもこの人は大丈夫かどうかというのを、早計ではない程度の、できるだけ自分の経験に基づいた判断をすることが大事になってくるのではないかと思っています。まぁオープン会だから起きたというわけでもなく、クローズ会でもそうした被害はあったらしいので狼は僕らの身近に潜んでいるともいえるのですけれども。

 

2参加者について

参加者の方にどんな状況なのかを尋ねてみました。結果、29人の中に1人だけ犯人がいるということで、Twitterのグループに集められてその時々のアリバイについて確認しあっているという状況があるらしいです。

でも、考えてみてください。当たり前ながら善良の参加者の大半はその日にコスプレなり人狼ゲームなりを楽しみにきたわけです。

その人たちはあくまでも人狼ゲームを楽しみにきた中で、後日まで尾を引く「リアル人狼ゲーム」に巻き込まれているわけです。中には人狼店のスタッフもいたらしく、正直溜まったものではありません。

で、ここから割と極端な話ですが「基本的にその会にいた参加者を信用しにくくなる」 というのがあります。

全員との関わり方を考えるというわけではありません。中には仲の良い人からよく知らない人までいます。とはいえ、大半が善良な参加者とはいえ、その中には騒動の発端となった人物が確実にいるわけです。僕は9月にその件が起こった時にも同様に思いました。ここに名前がある人たちの中に犯人がいる、と。その上で、その犯人がたまたまTwiplaを見て人狼会に参加しただけの人であればいいでしょう。結論は簡単う。これからは変な人を混ぜるのはやめよう、混ぜること自体が盗難やその他のトラブルに発展するトラブルの種になるから。

しかし9月に関東の人狼界で賑わった盗難事件が僕らに教えてくれたのは、「よく知らない人が犯人とは限らないよ」ということだと個人的には思っています。ということは自分とよく遊ぶ相手が窃盗犯の可能性も、現実的な例を検討したうえであるわけです。

 

ここから主催者として思う話です。まず、窃盗があったことを、解決していないなら外に出さない

これが一番だと思います。もちろん注意喚起の意味があるとは思いますが、解決しなかった場合は「大半の善良な人たちがその後も犯人候補として扱われていく」ことになるわけです。事実、解決していない今も彼らが容疑者という立場は変わりません。

断っておくと、自分は悪意で参加者の人たちを容疑者だと言っているわけではありません。理由は上述した通りです。もしかしたらこの世界にこう考えるのは自分一人だけかもしれませんが、自分は他にも同様に考える人がいると思っています。そうなった際に参加した人たちは参加しただけで圧倒的な不利益を被ることになっています。

僕は主催をやる上でこれが最も宜しくないことだと思ってしまいました。別に泣き寝入りしろとまでは言いませんし、思いませんが内々で解決しようとし、解決できなかった場合、被害者が参加者であれば主催者が何かしらの責任を取る、主催者本人であれば・・・という感じです。

 

 

最後になりませんが、大前提として盗る奴が悪いなんてことはもちろんわかっています。その上で、人狼会を主催する身として感じたことについて書いてみました。当たり前のことを書いても仕方ありませんが、こんなのが今の人狼界の現状です。貴重品は自分で管理するようにしましょう。