20日。
友達との忘年会。
全員でぼんずであほみたいに呑み、あほみたいに騒いだ。
俺はペースあげすぎて途中からダウンしてたけど、めっちゃ楽しかった。
どんだけ呑んだかも覚えてないが、「飲んだら呑まれるな」ってことを覚えようと思った。
二次会に行くことになり、どこにしようか迷っていると、
友達の一人が言ったんだ。
「サッカーしようぜ!!」
季節は冬、そのときはすでに12時をまわっていたが全員酔っ払いの為、テンションのみでチャリに跨る。
そこから皆酔っ払いとは思えない団結力と行動力で2人がボールを確保し、残りは公園へ。
2人は少年のような瞳を輝かせ、チャリから転落する形でボールを持ってきた。
彼らは笑顔だった。
さあ、始めようぜ!!・・・となったところで1人の携帯が鳴った。
どうやら相手は元カノだったらしく、なにか叫んでいたがどうでもよかった。
これでは5対5にならないので9人で円を組み、パス回しが始まった。
繰り返すが全員酔っ払い、何週かした後、変なルールが生まれた。
「パスをミスったら、昔(現在)好きだった子の名前を全力で叫ぶ」
みんな若かった。
一気に緊張感が増し、全員本気になった気がした。
ゆっても友達同士、知ってる奴は知ってるのだ。
そんな奴に知られたくない、その子が皆の知らない子でも叫ばなければならない。
全員本気だった。
聞いてみたい奴へはぎりぎり届くかわからないようなパスを正確に出し、アイコンタクトで追い詰める。
餌食になってく友達。
俺は保育所時代まで掘り返させられた・・・。
名前を叫ぶ時、そんなルールはないのに皆「○○、ごめん!!」と叫ぶようになっていた。
全員が心の傷をある程度ほじくられたところで、電話をしていた1人が帰ってきた。
お互いに傷に塩を塗りあった者達の心は一つだった。
合図の掛け声も、アイコンタクトも無く、ルールを理解したばかりのそいつを全員の眼光が捕らえた。
時間は深夜の2時を示す頃。好きな子、好きだった子、さらには好きなプレイまで男は叫んでいた。
そして5対5の試合が始まった。
心が一つとなった者同士の戦いになったが、酔っ払いには関係ない。
縦30m、横、無限大のコートで試合は始まった。
この時点で皆の酔いはだいぶ醒めていたので、本来の動きを取り戻しつつゲームは進んでいった。
が、
まだ酔いが醒めていない一人が急に下半身を生まれたままの姿にしながら突撃してきた。
「まかせろ!!」言った彼の目は純粋な子供のままだった。
まさかの行動にあせる敵チーム。
チームワークはがたがたとなり俺らのチームが勝利した。
下半身が生まれたままの姿だった男は膝あたりまでパンツの引っかかっているズボンをはき、結局は丸見えのまま地面に抱かれながら眠っていた。
それをほほえましく見守る俺ら。
それに蹴りをいれて起こそうとする奴
そして解散することになりチャリに跨る
前方で3人ぐらいクラッシュしていたが気にせず進む。
電車が無いので、友達の家で寝させてもらった。
新年会もやるらしい、次は何の競技をするのか楽しみだ。