斜めの関係 | 木暮賢一郎オフィシャルブログ「guregoal」 Powered by アメブロ

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元フットサル日本代表、木暮賢一郎<GURE>のオフィシャルブログ 「guregoal」

 昨日に続いてディフェンスで、今日は斜めの関係でイメージとしてはボールがサイドにある時の逆サイドの選手のポジショニング。これはアラ・コントラーリオって言われてるんだけど、簡単に言えばボールに対して逆サイドのアラの選手って事。この2行言ってる事が同じだね(笑)でも凄く重要なので!!


 この逆サイドのアラの選手はボールから1番遠い位置に居る訳で、必然的に自分のマークの選手もボールから1番遠い位置に居る。って事で1番油断しやすい状況になるんだけど、この選手が良いディフェンスをする上で凄く重要になってくる。


 フットサルの失点で良くあるのは縦を突破されてファー詰めされるというパターン。昨日縦の突破に対するディフェンスの話をしたけど、もちろん試合は40分ある訳で突破されてしまうこともある。その時にカバーの役割をするのがこの逆サイドのアラの選手になる。自分のマークだけを見てしまうと、絶対にカバーする事はできない。ってか時間的に間に合わないんだよね絶対。


 という事はこの逆サイドの選手は自分のマークは当然意識しつつも、相手のPIVOへのケアーだったり、突破されたときのカバー、もちろん自分の裏のスペースなど色んな事に気を配らないといけないんだよね。


 ブハランセに居た時は、常にこのアラ・コントラーリオを意識する練習をしてたし、完全なゾーンディフェンスのグアダラハラでは、このポジショニングが出来ないとチームとして致命的なミスになってしまう。


 もしビデオなどで試合の失点シーンを観る場合には、このポジショニングが出来ていたのかチェックすれば修正点が見えてくるのではないでしょうか。


 来週から練習に合流できそうなので一安心なんだけど、家の息子が水疱瘡になってしまいまして心配だー。まだ日本に居るから安心だけどね。側に居られない分頑張らないとね!!ではまた。