おはようございます!
A.O.Z祭お疲れ様です!
今回はTR-6ウーンドウォートの機体情報をと思っていましたが…あまりにも専門用語、設定が多い為まずはTR-6とはなんぞやをwikiなどより上げたいと思います!


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TR-6について

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概要・開発経緯
ティターンズが、MS開発における新技術の検証を目的に開発した試作機群「TRシリーズ」の最終型。


ガンダムTR-6とは単体の機体を指す呼称ではなく、TR-1およびTR-5の機体と、TR-2、TR-3、TR-4の実働データをも含めた一種の兵器体系を意味するコードネームである。
その能力は未知数であるが、これまでのTRシリーズより培われてきた数々の新技術が注ぎ込まれており、同シリーズの集大成と呼ぶに相応しいスペックを有していることは想像に難くない。

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小説版の劇中では、サラミス改とネモ3機を一瞬で撃墜するほどの性能を持つことからグリプス戦役の中でもトップクラスの機体であったことがうかがえるが、エリアルドが本機で出撃した理由は「撃墜に見せかけて本機を破壊する」ためであり、この攻撃も牽制のつもりで行ったものである。実質的な戦闘は行わないまま、ゾラとエリアルドによって破壊された。


基本コンセプトは「可変による全領域戦闘」というグリプス戦役当時のMS思想を最も反映しており、非常に拡張性に富んだ設計を持つガンダム


TR-1[ヘイズル・アウスラ]
ギャプランTR-5[フライルー]
ガンダムTR-6[ウーンドウォート]


上記の3機をコアMSとして、宇宙から空中、地上に至るあらゆる戦場での運用を前提とし、同時にこれらどの戦場においても常に最高の性能を発揮できるよう、設計・用意された各種オプション・強化パーツの換装によって多種多様な形態をとることで、その性能を発揮する。

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これらの各種オプション・強化パーツは、TR-1からTR-5までの各機体におけるテスト段階では鋭角的で外装と各種センサー及び機能のみといった無骨な印象を与えるものだった。
しかし、完成型となるTR-6では丸みを帯びたフォルムに再設計され、内部構造も純工業製品としてプラッシュアップされたものとなっている。


カラーリングバリエーションは、試作機の白黒赤のトリコロール、制式採用機の濃紺と黄のティターンズカラー、キハール系の機体で用いられるイエローがある。
レジオン鹵獲・再生産・改造機は一貫して本体部分がブラック、強化パーツがレッドとなっている。


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装備
コンポジット・シールド・ブースター

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ロング・ビーム・ライフル
(先端がスリット状に割れた発射口になっており、高出力射撃モードではさらに左右に展開する)


ウィンチユニット
(射出した先端を、モビルビットとして運用可能)


ヒートブレード
(バレル両側とも)


シールド
(ライフルのバレルは伸縮可能でシールドに収めてしまうことも可能)


Iフィールド発生器
(シールド防御用)


ブースター
(後部のカバーをはずし増加スラスターユニットを取り付けることで、防御力を犠牲にして推進力を増加させることが可能)


クロー形態へ変形可能なうえに、蛇腹状のサブアームまで付加(サブアームでラッチに接続、クローに変形することで巨大な腕ギガンティック・アーム・ユニットとして使用できる)されているTR-6専用の武装。


さらに『Re-Boot』では、BUNNyS使用時に解析や精密作業を行うワイヤーマニュピレータが複数本備えられているのが判明した。


コンポジット・シールド・ブースター(リハイゼ仕様)

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サブアームなどは残されており、もともとの面影はあるものの、ヒートブレードの機能を持っていたロング・ビーム・ライフルのバレル部分が、冷却ジャケットを装備したものに変更され、格闘性能は低下したがビームライフルとしての性能はさらに向上した。
各部装甲形状も改修されており、ブースターとしての機能も強化されている。


ビームサーベル
設定画にはないが、漫画版での使用が確認されている。
ただし、劇中描写では標準装備のものか、敵機から奪ったものかは不明。
形状は円筒形の一般的なもので、νガンダムのビームサーベルのように、斬りかかるとき以外はビーム刃が短くなっている。
『Re-Boot』でも使用しており、形状は四角柱状で、鹵獲後の追加装備なのかは不明。


バルカンポッド
ガンダムMk-II等の頭部バルカンポッドをTR-6用に新造したもの。素体頭部に標準装備されている。


トライブレード
『Re-Boot』にて、リハイゼに追加された3枚の実体刃とバーニアを持つ投擲兵器。形状はドライセンの物と同じ。


強化センサー・ユニット
ヘイズル頭部センサーを発展させた頭部ユニットと顎の長いフェイスガード。ハイゼンスレイIIの頭部に標準装備されている。


大型ブレードアンテナ

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女神のオブジェをあしらった複数枚のブレードアンテナ。


ブーストポッド

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ヘイズルのブースターポッドを発展させたもので、ジェネレータを内蔵。
大気圏突入用耐熱フィールドとバルカンを持つタイプと、二つのラッチと拡散メガ粒子砲を持つタイプがある。
どちらも中空になっているスペースがあり、変形時に頭部と胸部コックピットを覆ったり、プリムローズIIを収納してサブコックピットとして用いることができる。


脱出ポッド プリムローズ

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ウィンチキャノン

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ヘイズル・アウスラのウィンチキャノン。発展型の強化型ウィンチキャノンがあるが、ロースペックな形態やサイドアームズとして本装備も使用される。


強化型ウィンチキャノン

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アドバンスド・フライルー強化パーツでウィンチキャノンのバレル延長タイプ。精度・威力が向上している。 


背部スラスターユニット
アドバンスド・フライルー強化パーツで、背部スラスター兼下記の増加スラスターユニット保持用強化パーツ。
前面にサイコガンダムの胸部に搭載されているものと同型の拡散メガ粒子砲を持つほか、上部にラッチがあるためウェポンカーゴを接続することもできる。
ウーンドウォートの頭部オプションでもあり、ひさし部分が格納されている。


増加スラスターユニット
アドバンスド・フライルー強化パーツの高出力スラスター。
アタッチメントをかませたムーバブルシールドバインダーやコンポジットシールドブースターに装着される。
また、大腿部やフルドドIIを介して腰部に接続することで、スカートアーマー状に装着することも可能。


肩部武装収納スペース
ハイゼンスレイIIの両肩に存在する収納スペース。作戦に応じて様々な兵器(ガトリングガン・ミサイルポッド・有線遠隔兵器etc)を装備することができる。


ウェポンカーゴ

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スラスター付き(増加スラスターユニットのスラスターと同型)のMS搭載用とファイバーII搭載用の2種類がある。


カーゴに搭載される武器コンテナはカートリッジ化されており容易に交換でき、コンテナも規格化されているため様々な物を搭載可能。
コンテナサイズは大中小があり、MS用は小型のコンテナ、ファイバーII用は全種のサイズを搭載できる。


コンテナ内に搭載されるのは対艦大型ミサイル、マイクロミサイル、ビーム発振器、サブジェネレーター、Iフィールドジェネレーター、TRシリーズの各種武装・オプション、サイコミュ・バックパック、ダイダロス・ユニット等がある。


また、MS用カーゴは、ハッチ内側はリフレクターとなっており、開放型のビーム収束バレルとしても利用できるほか、ラッチとの接続部がフレキシブルアームになっており、自由に稼動させることが出来る。


ダイダロス・ユニット
ミノフスキークラフトと熱核ジェット、熱核ロケット等熱核推進を併用した重力下飛行用ユニット。
球状のオプション型とファイバーIIのウェポンカーゴに装備されているコンテナ型がある。


他MSパーツ
サイコガンダムとサイコガンダムMk-IIの両腕と両足。ギャプラン、ハイザックの各腕。マラサイ、ヘイズル、ガンダムMk-Vの各脚などがある。


キハールII・ユニット

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アドバンスド・キハールII・ユニット


ハイゼンスレイII・ユニット

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リハイゼ・ユニット


ダンディライアンII・ユニット

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ファイバーII・ユニット

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ブースター・ユニット

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クルーザー巡航形態で用いるギャプラン・ブースター、ファイバーIIが用いる巨大なロケットブースター、インレが用いるHLV型大出力ブースター・惑星間巡航用ブースター等がある。


EWAC(Early Warning And Control:早期警戒管制)・ユニット
キハールII用の小型のタイプ、インレ用の巨大なタイプがある。


サイコミュ・ユニット
プロトタイプサイコガンダム のサイコミュバックパックをコンテナ化したタイプとサイコ・インレ頭部の武装サイロと一体化したタイプがある。


モビル・ビット
複数の可動肢(AMBACユニット)を持つ特殊なビット。コンポジット・シールド・ブースター搭載型(有線、ウィンチユニットとクロー形態を利用)とサイコ・インレの武装サイロに搭載されたシールドブースター変形型(無線)がある。


フルドドII

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装備した形態をウーンドウォート・ラー、ハイゼンスレイII・ラー、ハイゼンスレイ・ラー、フライルー・ラーと呼称する。
ヘイズル・アウスラに装備する場合、フルドドI装備のヘイズル・ラーと区別するためヘイズル・ラーIIと呼ばれる。


強化人間人格OS
複雑化した操縦システムの簡易化のため、「OVER THE MIND計画」(3号計画)で開発された準サイコミュ強化人間人格OSが、本機には搭載されている。


OSの開発経緯は雑誌「ガンダムエース」掲載された藤岡建機の読み切り漫画『OVER THE MIND』で語られているが、それが公式設定という訳ではない。


オールドタイプのパイロットでもこのOSを介することで、ギガンティックやクインリィ・インレの複雑で膨大な火器管制・機体制御を可能にしている。
また、ある程度ニュータイプや強化人間のような正確な射撃が可能になり、複数のターゲットとの交戦時にはマルチ・ロックオン機能を発揮する。
ほか、モビル・ビットやウィンチキャノンのウィンチユニットを使ったオールレンジ攻撃の自由度も増している(ただし、インコム同様に端末数は少なく有線である)。


強力な反面、威嚇のつもりで行った攻撃で、相手を殲滅してしまうなど、パイロットの意に反して過剰攻撃を行う問題点もある。
性能もフル規格のサイコミュには劣るため、ニュータイプや強化人間の搭乗を前提としたコンテナ型サイコミュ・ユニットやサイコ・インレのプランが上がっていた。




BUNNyS

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本機に搭載された換装システム。
コンペイトウ技術本部の方針により、T3部隊の試作機群では、一年戦争でガンダムが行っていた戦闘中の換装やGファイターとの合体など、高危険度となる野戦換装機能は設計当初より除外(もちろんパージは可能)されていた。


換装は後方の母艦又は基地で、発進前に行うか、一旦帰還して行のが、TRシリーズに限らず一般的であった。
しかし実際に運用してみると、高い汎用性と互換性を持つTRシリーズは、自力で野戦換装作業を行うことが度々あった。
現場で即時対応し得るシステム化された換装機能が万能化換装システム、通称「BUNNyS(ヴァニス)」である。


グリプス戦役中は披露できなかったが、『Re-Boot』にて換装の様子が描写された。

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戦場での換装に用いられ、TR-6の多種多様な形態の運用に貢献しているほか、3号7式OS換装プログラムにより、入手したパーツや敵機から鹵獲したパーツを規格解析とフレーム判別し、ジョイントを解除、構築した間接ハブを介してドラムーフレームや胴体パーツのラッチに接続することで、そのまま自身のパーツとして、交戦中に取込んでしまう荒業すら可能である。




機種統合計画
TR-6開発時に発案されたMSの恐竜的進化を抑止するMS運用構想。
1種類のMSのみで現存するMSを全ての置き換えてしまおうという計画。
過去にジオン公国軍で行われたモビルスーツの規格統一を行う統合整備計画と地球連邦軍のパーツ換装であらゆる状況に対応できる万能MSを開発する(同時にRX-78 ガンダムの様な全部乗せの万能性を否定する)RX-81計画を同時に行うようなものである。


事実、ティターンズの運用するMS・MAの全機能をTR-6換装形態で再現することは達成しており、行く行くは地球連邦軍の運用機全てをTR-6に統一してしまおうと云う野心的な目標を立てていた。
成功すれば、機種統一による整備性の向上はもとより、運用する基地・母艦、配備定数、作戦作成、製造等々、MS運用システムそのものを一新させていたかもしれない。


理論上ではあるが、TR-6は敵機に合わせた換装パーツを随時開発、必要ならば万能化換装システムで取り込むことで、常に相手に対して高スペックを獲得する事ができる。
また、イジェクションポッドに比べ、生存性の高いプリムローズを標準採用しているため、たとえ撃破されてもパイロットの生存・生還率の上昇が見込める。




デザイン
TRシリーズを含めたT3部隊及び敵方(ジオン残党・エゥーゴ)のMSのメカニックデザインは藤岡建機が担当しているが、既存のMSをベースとした今までのデザインと異なり、完全なオリジナルとなる。
コンセプトはΖ計画の可変機等の対抗馬として、悪(ティターンズ)の造り出したガンダムである。過去のTRシリーズ同様兎の意匠を持ち、さらにティターンズの象徴である鷹のイメージも加えられている。


コアMSであるTR-6[ウーンドウォート]は、異なった系統で誕生しながらも、可変MSでジェネレーターを両足に分散配置し、大気圏突入能力を有するなど「Ζガンダム」との類似点を持ち、小型の躯体に高出力ジェネレーターを搭載するなど、共に第2期モビルスーツに近いコンセプトを持つ。
さらにTR-1[ハイゼンスレイ]は「ZZガンダム」、TR-6[ハイゼンスレイ供Ε蕁次呂蓮Ex-Sガンダム」をデザインモチーフとし、それらと対比した時の印象も考慮されている。
換装・オプションによる壮大な兵器体系を構築している点は、雑誌企画のSガンダムと共通である。

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次はウーンドウォートから順に行きたいと思います!
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参考文献
wiki
電撃ホビー