清朝末期の中国・紫禁城が舞台ですねっ
紫禁城と云えば
ネッシーさん(日向薫さん)の卒業公演で
清朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀さんを演じられた
『紫禁城の落日』を思い出しました
(大好きな作品でした)
今回は
原作本を読まなかったので
時代的には清朝末期の話しなんだなって事くらいしか知らなくて…
やはり
観劇前に本を読むか
登場人物のことを調べるべきやったなって
チョッと後悔
だけど…
観劇出来て良かったって思いましたね
宝塚公式HPより
星占いの秘技を持つ老女白太太(京三紗さん役)が
梁文秀(彩風咲奈さん役)と
李春児(朝美絢さん役)の2人に昴の星を持っている
って言ったことから
2人は夢を叶えるためにそれぞれの道へ
彩風咲奈さんが演じる梁文秀は
モデルは梁啓超と云う実在の人物で改革派
あーさ(朝美絢さん)が演じる李春児は
モデルと言われ宦官は実在したそうですが
原作本の李春児とはかなり違う人物像で逸話らしいです
感想を書くため
パンフレットを読んでみると…
お役が写真付きで掲載されてましたから
あの時の人はあの方だったんだ
ってよくわかります
光緒帝の結婚祝いの宴で京劇も
滅多に観られないものですから双眼鏡で観入ってしまいました
順系(和希そらくんの役)が
西太后を暗殺しようとして爆弾を手にしてたのを
私は梁文秀かと勘違い
あらっ今死んじゃったお話の続きは…
って思いながら観てたら
えっ
あらっ
梁文秀じゃなかったのねって生きてはるのがわかりましたです
群衆芝居が多いしお衣装が似てるから
目を皿のようにして観ないとな
(雪組ファンの方ならわかるんでしょうけど)
専科さんから6人もご出演で
要所要所をしっかりかためてはるから
安心して観られる
西太后役の一樹千尋さん素晴らしい
西太后は世に云う世界の三大悪女の1人ですが
彼女は彼女なりに清朝を守るためだったって場面には目頭が熱くなりました
だけどねぇ〜
ドラマや映画ではかなり酷いことしてますから
どこまでが本当かはわかりませんが
此の舞台で卒業される朝月希和さんは
普段のトップ娘役さんの出番の多さを思うと
えって思うくらい少ない
けれど
お歌の素晴らしさ
演技の素晴らしさはさすがに学年を経てらっしゃるなって思うとくらいの安定さでした
梁文秀は李玲怜と日本に亡命するところで幕
そしてフィナーレ
梁文秀はその後どうしたんだろって調べたら
また中国へ帰ってはりました
大階段での踊りは
エンビではなくて柔らかい材質のお衣装みたいで
いつもと違う裁きが素敵で
ずっ〜と観てたいなって思いました
色々調べたりしてみたので
もう一度観るといろいろ分かりやすいのになって思うんだけど…
涼しくなってきたから
御朱印巡りにも行きたいからねっ諦めます
そう云えば
此の作品も男性の方々が沢山観劇されてました
男子トイレ混み合ってましたよっ
歴史物だし
浅田次郎さんの小説が原作だからかなっ
次に大劇場へいけるのは
2023年正月公演花組の『うたかたの恋』かな
頑張ってチケ取りしなきゃ