そして検査入院がやってきた。

木曜入院の土曜退院。

中日の金曜に検査。

手術って言うと、治療と思われるけど、検査の手術もあるのね、ってのが今回の感想。

そして、手術の名称が、子宮内膜掻爬術。

これって、人工妊娠中絶と同じこと。

子宮の中をガリガリってするってことなんだけど。

私の場合は検体を採るためにガリガリするんであって、それとは違うけど、なんか気になる名前だな。

書類に書く必要があったらな〜んか嫌だなってぐらいの。

まぁしょうがないけど。

貧血は鉄剤のおかげで、すこーしずつ改善してきてる。

やっぱ、市販のものとは効きが違う。

そのかわり、なぜか薬の糖衣が真っ赤な着色料ついてて、イチゴかき氷食べたみたいな舌になるけど。

横道に逸れたので戻します。


手術室までは歩いて行って。

ことある毎に名前聞かれて。

普段、こどもの名前はフルネームで言うけど、自分の名前をフルネームで言い慣れてないから、何度かこどもの名前を言いそうになった。

目が悪いのでメガネつけていったけど、手術室に入る時に回収。

周りにたくさんのスタッフがいるのはわかるが、よく見えない。

あれよあれよと言う間にあちこちからコレしてアレしてと言われ、同時進行で5つぐらいのことをしてたように思う。

パンツ脱がされ、足台に固定され、赤ちゃんのおむつ替えみたいな姿勢にされて。

男性もたくさんいるけど、目が悪いおかげでよく見えなくて良かった。

麻酔科医かな、頭の方から声がかかる。

「最初に痛み止め入れます〜。次の麻酔の薬が、血管痛あるかもしれないけど、大丈夫ですからね〜」

最初の痛み止めとやらが入った瞬間、造影CTの時に準じるぐらいのグワァぁあが腕に走った。

その次の麻酔とやらは全然痛くなかった。

…逆じゃ?

頭の中はずーっと動いてる感じ。

目は閉じてるけど、耳は聞こえてる。

時々、看護師として言葉に反応して動きそうになる。

グイグイと器具を押される感覚がある。

嫌だなー嫌だなーと思っていた所、「終わりますよー」の声掛け。

うーん、実際、意識って飛んでたのかな?

なんか全部聞こえてた気もするけど。

ストレッチャーじゃなくて、お部屋のベッドが手術室まで運ばれていて、そのまま帰室。楽だね。

時間も早くて、まだ午前中。

その後は麻酔の余韻なのか眠くて眠くて。

ずーっとウトウトしてた。

心配してた痛みもなく。

生理ぐらいの出血が少しあっただけ。

夜には先生が内診してガーゼ?綿球?取り出して、明日退院決定と。

思ってたより呆気なく終わって良かった。

そしてまた検査結果待ち。



※リアルタイムに追いつくまでは、回顧録です。