高校時代の友人を訪ねて

熊本まで行って来ました車

高速を使うと約三時間

トンネルだらけのコースです

金曜の早朝に出発して途中休憩をしながらも順調に走り続けて

10時前には友人のマンションの駐車場に到着

車を停めるのは友のお母さまの実家の広いお庭

昨年訪問しているからスムーズに駐車することができました

今回の訪問では 友のお母さまに会いたいと思っていたのです

お母さまは介護施設に入所していて

最近めっきり口数が減ってしまったそうです

会いに行くのはいいけれどぐらのことはわからないかも

それでもいいから会いたいの

ということで車で施設まで行きました

受付で手続きをしてお部屋の階までエレベーターで移動

先に友がお部屋に入り お母さまに声をかけて

ぐらのことを話すと 入っていいということで

お母さまに対面

うれしいことに ちゃんと覚えていてくださいました

同じ団地に住んでいて

高校二年と三年で同じクラスだったため

学校の行事での送迎をしていただいたり

テスト中に早く帰宅した際に

うちにいらっしゃいよと声をかけていただき

美味しいご飯やお菓子を食べさせてくださったり

洋裁がお上手でスカートを作っていただいたりと

まだ物事がよくわからない時期の私に

さまざまなことを教えてくださった方なのです

母が亡くなった翌年のゴールデンウイークには

一人で過ごすと寂しいだろうからと

友の帰省に合わせて

熊本の郊外にあるお家に招待していただき

その時に初めて自分の車を運転して熊本訪問をしました

あれから何十年も経っているのに

お母さまの声は当時と変わらなくて

とてもお元気そうに思えました

後で友の言うには

いつもはあんなに元気にしゃべらないのよ

よかった ぐらが来てくれて

だって 私は本当に会いたかったのです

ぐらの高校時代のことを知っている 唯一の親世代の方なのですから

また来ますからね

笑顔で見送ってくださいました

熊本が故郷になったような気分です