たまに、いいねボタンが表示されないことがあってモヤモヤしてしまう男、ぐらたんです。

 

 

さて

 

前回、初歩的な守備としてスジについて説明したので

 

今回はノーチャンス・ワンチャンスについて書きたいと思います。

 

麻雀と関係なく、若者が「ワンチャンありましたよ?」とかいうのとはわけが違います。

 

その何の根拠のないワンチャンはだいたいノーチャンスです。

 

 

 

まず、大前提にして真理だと思うのが、同じ麻雀牌は4枚しかないということです。

 

なので、例えば他家が7mを切ってリーチしてきたとします。

 

その際に自分の手の内に7mが3枚、暗刻になっていたとすると

 

この卓の中の7mは自分からはすべて見えているということになり

 

567m、678m、789mという7mを含む順子は

 

自分が7mを出さない限り他家では生まれなくなりますよね?

 

なので、56mはまだ他に使い道がありますが

 

7m4枚の壁の外側の89mは順子になることは絶対にありえません。

 

まず89mはペンチャンになり得るはずもなく、

 

7が4枚見えているので、67mの両面58mや78mの両面の69mはありえません。

 

7で挟めないので79mでカンチャンの8m待ちということもありえません。

 

なので4枚見えの外側は、もう単騎かシャンポンでしかありえないので

 

当たり牌である可能性がやや低くなります。

 

このような4枚全部見えている牌の壁を頼りにするのをノーチャンスといいます。

 

 

 

ノーチャンスはわりと頼りになりますが、その応用として

 

先ほどと同じく他家から7m切りリーチが入っていた時に、

 

自分が7mを対子で(2枚)持っているなど、7mが3枚見えているときは

 

この卓の中に最後の1枚の7mを含む順子はリーチ者が持っているとは限らないので

 

さらに他家が持っているか、まだ牌山の中に残っているのかも知れないという

 

現実的な確率の低さだけを信じて打つのをワンチャンスといいます。

 

実際には778mから7mを切ってリーチということも少なくないので

 

両面で当たる可能性なども全然残っているのでもはや願望のレベルです。

 

ワンチャンスは正直それほどアテにしすぎないほうが良いと思います。

 

 

 

というように、ワンチャンスもノーチャンスも見えている枚数をカウントするのが大事です。