前回の平和編で、雀頭は自風でも場風でもなければ字牌でもいいと書きましたが
それだと三元牌も入っちゃうからダメじゃん・・・というミスに気付き
字牌→風牌と表記をあらためました。 お詫びして訂正いたしますm(_ _)m
麻雀は5ブロック(4面子+1雀頭)が基本のカタチとなりますが
「19m19p19s東南西北白發中+ヤオチュー牌」という国士無双と
7種類の同じ牌の対子=ペアを作る七対子(チートイツ)という例外が2種類だけあります。
例えば、11m44m66m88p33s西西白白みたいな牌姿の時が七対子です。
同じ牌が4枚だと7種類の対子(ペア)ではないので七対子は成立しません。(日本式の場合)
絶対に単騎待ちになるので待ちはなるべく強い字牌や端に寄った数牌を選びたいですが
この七対子には他の一般的なメンツ手とは違った強みがあります。
まず、配牌がバラバラだった時に守備を固めつつワンチャン和了れる可能性がある役なのです。
配牌がカンチャン=穴ボコだらけで、面子がなかなかできなさそうな時
他家の捨てた河で場況を見ながら、字牌や端に寄った牌を集めつつ、
他家からリーチが来たら集めてきた安全度が高い牌を切ってそのままオリればいいですし、
もしも聴牌っていればあえてリーチをせずに待ちの単騎をコロコロ入れ替えたりできます。
これが守備的な躱し手となる七対子。
逆に攻撃的な七対子はリーチをする七対子です。
七対子という役はとても特殊な役で25符2飜の役でツモでもロンでも変わりません。
分かりにくければ子の場合50符1飜の1600点と同じと考えればいいんですが
腐っても2飜役というのがミソで
リーチ・ツモ・七対子なら25符4飜で子の時は1600-3200の6400点しかないんですが
絶対に同じ牌が2枚ずつあるので、もし裏ドラが乗った時には2枚に乗ることになるので
符は関係なく、6飜の跳満とか一発逆転の高打点に化けやすいのがポイントです。
もしもそこに表ドラが2枚あれば倍満に化けることもあったり
同じ一色で揃えたりすればメンホン3飜+チートイ2飜とかでも高打点が見込めます。
なので、配牌がゴミだな~と思った時には七対子を目指してみるのもいいかもしれません。
七対子は攻防一体の役だと思いますよ。