前回のお話の流れからして、そろぼちポートフォリオとして自分のルーティンや計画・行動について日々書いていこうと思ったのですが、

腰の怪我の影響でトレーニングが難しく運動関係のルーティンが再開できないため、治るまでは都度感じたり経験したことを適度に記そうと思います。

 

というわけで、今回は私の退職の経緯について。

 

前職は某EC大手サイトのカスタマーサポートに従事していました

カスタマーサポート職と聞くだけでキャリアパスが狭そうと感じる方も多いのでは…

ではなぜ新卒でカスタマーサポート職を志望したのか。

 

大学院時代、もともと公務員志望だったのですが

研究が進むにつれ自分の研究に面白さややりがいを感じられず、ただただ苦痛でした

「なんとなく公務員になったら、またこんな苦痛の中仕事をするのか?」

自分が社会人(主に公務員)としてやりがいをもって働く想像がつかなくなりました

 

そこで、待遇やキャリアについて全く度外視し

少しでも役に立てるよう「自分の長所を活かせる働き方」を選択しました

私は人の話を聞く側であることが多く傾聴力が強みだと考えており

逆に人前で話したり、お店のお客様に笑顔で対応するのが苦手だと思っていたため、

まさにカスタマーサポート職はマッチした働き方だと考えました

 

実際、入社してみれば社内の方々は人柄が良い人が多く

年齢層が近い方が多ければ、離れた方も気を遣ってくれるいい人ばかり

非常に楽しく環境に恵まれたと思います

 

環境が良いだけに、OJTでお世話になった管理職の方々をはじめ

会社にいち早く貢献したいという思いで一生懸命取り組み、

オペレーターの実績を残せたことで入社後半年から管理職も経験させていただきました。

 

約2年間在籍しましたが、自拠点で2年間トップのKPIを達成できた点は

オペレーターとして人一倍努力してきた成果だと胸を張れると思います。

また、マネジメントレイヤーとしてみんなが働きやすいような環境づくりや

課題解決のための施策立案を行い改善できた点も、初めて社会人として物事を俯瞰して見て考えることができた良い経験だったと思います。

 

一方で、仕事に前向きになり成長意欲が出てきたことと

社内面談でキャリア相談を重ねたことで、キャリアプランについて意識し始めました。

同時に、現状の不満と、将来の不安を感じるようになりました

 

お恥ずかしながら、私は新卒で契約社員として入社していたのですが、

社内面談で正社員登用は厳しい旨伝えられました。

自分としてはそれなりの実績を残し、役職については評価されている感覚はありました

しかし、他オペレーターとほぼ同じ待遇で引き続き働かなければならないのは評価という点で少し残念に感じました。(仕方ない部分は承知)

加えて、当時の役職の範囲内でできる業務はほぼ達成していた感覚があり

業務内容や得られるスキル・知見に限界を感じていました。

 

そこで、キャリアアップ・キャリアチェンジのため退職を決断しました

 

退職にあたり、優柔不断な性格と、とても良い職場環境が相まって
決断するまでに時間がかかりました。

そんな中、決断できた大きな要因の一つとして次回は仕事における出会いの話。