奥さんに写真を送った後、先生からのメールは続いていました。



どんな言葉を言われても、腹が立って仕方ありませんでした。



きっと、明日封筒を奥さんが開けて、これからどうなっていくのかドキドキしながらも覚悟はできていました。




そして次の日。



奥さんはパートに出てるので、夕方にポストを見ることになると思っていました。



夕方。



先生のラインはどうなっているのか、ブロックされているか、裏技的な方法で見てみると、ブロックされていました。



きっと仕事中に、奥さんから連絡があって封筒が届いたことを知ったと思います。



もう、私に気を使う必要はありませんから、奥さんがちゃんと封筒を開けてれば、先生はブロックすると思っていました。



先生が奥さんに全て話せば、奥さんは怒鳴り込みに来ることもあるでしょうが、先生は奥さんに頭は下げず、文句を言われながらも無視をするんだと思っていました。



それから、何日経っても何の連絡もなかったので、先生は私を庇ってると、奥さんにずっと文句を言われながら生活をして行くんだと思うと、心が救われました。



でも、この6年はなかったことにはならず、私はボロボロになっていきました。



いつものラインや、週末や、公園。



ずっと続けて来たものがもうない。



何日もお風呂に入ることもできず、かろうじて、子供の前では普通のふりをして、早くベッドに入りたくて、夜になると安心をして、朝になると苦しくてたまりませんでした。


寂しくて何かを埋めたかった私は、マッチングアプリをすることにしました。