マックス・エルンスト
フィギュア×スケープ 時代を超える像景
横浜美術館 2012年4月7日(土)~6月24日(日)
また会期末掛け込み![]()
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ようやく今週に入って出かけました。
シュルレアリスムの作家、マックス・エルンスト(1891-1976)は
ダリやマグリットなどに比べると知名度が落ちるといわれてますが
初といえる大規模個展
ドイツ生まれ、ケルン・パリで活躍の後、第二次大戦でアメリカに亡命(1941)
後にパリに帰国(1953)し、フランスに帰化しています
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以前から横浜美術館の所蔵品としてコレクション展示されていた
「少女が見た湖の夢」(1940),、「子供のミネルヴァ」(1956)が
結構好きだったのです。
この人の絵は、リング状の太陽や月、
悪夢に出てくるような不気味な「フィギュア」がしょっちゅう出てくる
ちらしの三角形の顔の作品は「ユークリッド」(1945)
正直、なんじゃこりゃ、という作品ばかり![]()
すごい!とかキレイ!とか圧倒される!という感激とは無縁なのですが
なぜか、記憶のどこかに深く刻み込まれてしまって、
忘れられなくなってしまう
苦みを伴ったインパクトがあるのです。
それこそ、夢に出てきそうな・・・・
画像(絵ハガキとか)がほとんど入手できなかったので、適当にご紹介
「偶像」(1926)
「自由の称賛」(1926?)
鳥かごシリーズは、他にも作品がありましたが、どれも迫力を感じました
押しつぶされそうな圧力が絵に充満しているのに、
白い小鳥があまりにも無垢で、コントラストが痛々しいです
「王妃とチェスをする王」(1944,cast1954)
「3本の糸杉」(1951)
どう見ても糸杉には見えない![]()
”フロッタージュ”という擦り出しの技法を木の部分に使ってます
「鳩のように」(1955)
どう見ても、人の顔(笑)
この人の作品は絵画の形をとっていても、絵画ではない何かを見るような気分
挿絵のような版画の仕事も大量に展示されていました
現代の妖精のような、ブロンズの作品たちがコワかわいくて
結構気に入りました。(特に「バスティーユの精霊」(1960))
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作品リストを見ると、ごく一部はポンピドゥーセンターや米のコレクションですが
それ以外はほとんど国内の所蔵先でした。
意外と日本で見れる!?





