「アート・スコープ2009-2011」-インヴィジブル・メモリーズ
2011年9月10日~12月11日
久しぶりの原美術館です。
品川駅からトコトコ。ちょっと歩くのが難点ですが、、、ついた~!
紅葉のはじまったアプローチ
入り口がとっても、しぶカワイイ
です。
ダイムラー・ジャパンの芸術支援活動によって日独の交換プログラムにかかわった
4人の作家さんの展示です。
印象に残ったのは、まずしょっぱなから、
ヤン・シャレルマンの「ブラックホール」と「ハッピーホール」
(ちらし裏面の白黒写真より。配置も実際とは違います。折り目がすいません。)
たしかにジョーズの口のような形で、覗きこむと、吸い込まれそう。
しかも、その色が立体的というか、こちらを飲みこむような「迫力のある色」です。
青はまるで海の中のよう、オレンジは何か人工的な薬品にでも浸かってしまうような、
黒は漆黒というより、ぬらぬらして生き物の内臓みたい。
同じくシャレルマンの「汚れた鳥」もかなりよかったなー。
巨大な棒状のオブジェが、コトンと壁によりかかっているだけ。
全体が錆びた様な赤茶色に塗りこめられていて、いまにも錆の粉が飛び散りそう。
でも錆じゃないよ。
そして、ライティングがすばらしい
2008年に改修したという照明システムだからかな。
それも含めて作品といえるような展示でした。
映像作品はどちらかというと苦手ですが
小泉明郎の「若き侍の肖像」は思わずすいこまれて見てしまいました・・・強烈![]()
テレビでも映画でも10分程度見続けることは簡単なのに、
見ていてこんなに不快になる映像ってすごい
9分40秒、すごーく頑張らないと最後まで見られなかった![]()
特攻隊で出撃する若い兵士のモノローグがえんえんと続くのですが
そのうそくささと、内容の深刻さと、「芝居」のリアルさと、
私たちのインビジブルな戦争体験と(実際にはしてないけど)
そいうのがないまぜになって、ぐわーっと来ます。
あまりにもモヤモヤしたので、どうしようかと思ったら、
すぐとなりの部屋に奈良さんの”My Drawing Room”があって、癒されました(笑)
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前に来た時は雨だったので、今回は中庭もじっくり鑑賞。
そして、常設の展示が各部屋のあちこちにありますが、これがやはりパワーありますね。
今年の震災後に加わった新しい作品、鈴木康広「募金箱『泉』」
これはちょっと面白いです。
募金をすると素敵なことが起こります![]()
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次回の展示はどうやらジャン・ミシェル・オトニエルの日本初の個展です。1/7-3/11
有名な赤い丸ガラスのつながったハートのオブジェ「Kokoro」は、
渋川のアークの方で展示されるそうです
ちょっと楽しみです。





