屁藻が目当てのじいさん | 平坦なところを走らない半世紀メタルサブカルパンダ

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あ(ら)ほーでしたがアラフィフになりましたどうですか半世紀ですよ!人生いちどきり。やったる。犯罪以外はやったる。

屁藻は毎朝、僻地のボロイ電車からボロイ電車に乗り継ぐ。

そしていつも乗る場所、座る場所がいっしょだ。

(車両のつなぎ目のドアの横)



ここのところ、あるじいさんが、屁藻の横にぴったりとはりついて

電車が出発するまで立っていた。

最初は席を譲ろうかとおもったのだが、周りは空席ばかり。



おっ、変態じじいキタ━(゜∀゜)━!!!



と思った。



それとも屁藻の魅力に引きついてきた蛾ジジイか?!



とも思った。



先日、ちょっと乗り継ぎの電車が遅れちゃって

いつもより遅くその席にむかったら

ジジイが既にいつものところに立っている。

試しにほかの席に座ったが、

ジジイはこっちにこない。



要するにジジイはその場所が好きなだけなのだ。

屁藻がすきとか、

太い足が魅惑的とか、

オレの開放中の社会の窓を見てくれとか

そういうことではなかったのだ。







ああ、ジジイ、つれないぜ。







だいぶ悲しい。73点。