沖縄はやはり小さな孤島なんだと今回の台風の影響を見ると実感する
とても単身移住する島ではないし家族ぐるみの付き合いがあっても所詮は余所者でしかなく優先順位が明確に存在する沖縄のコミュニティでは末席を汚す程度のことだ

沖縄最大の弱点である食料備蓄の問題が少し分かる程度の影響がある
大規模な停電の長期化により沖縄市うるま市のスーパーコンビニの陳列棚はガラガラだ
食料調達と車内でのクーラーを求めて夜中まで車が走り混雑、渋滞している
小さな町の食堂は営業できずに幹線道路沿いの飲食店は満員だ

安定した電力の供給があって冷蔵庫と冷凍庫は意味をなし多くの移住者を受け入れてきたが基地内を除き沖縄島にはもうどこにも自然な姿を保つ緑地はない
沖縄は一年中食用の野草が自生し海の恵みも豊かであったが今や野草の自生地は狭小だし冷凍庫の普及により干潟の貝類は取り尽くされウニは絶滅し島タコは5回に1匹採れる程度で後は釣りで魚を得るしかない
沖縄にはきのこ類は少なく実のなる草木はすくない
台風による大規模な停電の長期化は農作物にも甚大な被害をもたらし更に冷蔵保存もできずに収穫期が重なると単なる廃棄食材の山となる

冷凍庫あっての今の沖縄で140万人もの人の食料を調達することは不可能となり飢餓が襲う
飢えた沖縄人がどうなるかちょっと考えたくないものだと島ないちゃーの先輩方と話していたが移住者に回る食品は皆無だろう

台風による大規模な停電の長期化で食材ロスからの飢饉を救えるのは米軍しかない
船も時化で出られないし沖縄の制空権は米軍にあり飛行制限がかかれば空輸もままならない
沖縄の人の命は米軍が握っている状況は戦後72年何も変わっていない
中国が尖閣諸島に侵攻すればスクランブルがかかり当然沖縄の飢饉を救う者は存在しない

停電と言えば那覇だった
今は逆転し那覇は停電しなかったし復旧作業もいの一番に終えている
今回の玉城デニーの勝利はこの翁長の那覇一極集中の優先政策によるものだ
那覇市では2万6,000票もの大差をつけている
予算の全てを那覇の得票数獲得に注入したと考えて良い
雇用政策も那覇市にのみ行われ沖縄市名護市を放置した為に中部地区の人間は朝の6時から渋滞に巻き込まれて2時間以上かけて通勤している
当然早寝早起きとなり中の町界隈の夜のお店は閑古鳥が鳴いている

中卒で稼げる仕事は多くないのに夜の街潰しにも躍起になっている品行方正な翁長により子供の貧困対策は放置され伝染病が拡大し皆アレルギー持ちだ
何より低賃金問題の解消こそ沖縄問題の中心であるべきなのに何もしていない翁長の意志を継ぐ者が当選した
9年前の予言通り沖縄はスラム化しメキシコの様な国になる
元々単純暴力が支配し薬物汚染が拡大浸透しているだけに見せかけの数字のみを追いかけて那覇中心の改革を進んだ翁長は中部北部を見捨てて嘘の業績を上げ成果を訴えていた

収入増も嘘、雇用率の改善も嘘、伝染病の抑制も嘘、環境保護も嘘

沖縄の人は中国を選んでないし日本に見切りをつけた訳でもない
単に佐喜真氏の給与水準の改善という言葉が沖縄の低賃金カルテルを怒らせてブラック企業従業員などの組織票が動いただけだ

プラスの要素としては「沖縄に基地は要らない」のワンフレーズが心を捉えたと推察する
ここだけは間違いない
基地振興政策は今の沖縄には不必要な言葉であり沖縄人の逆鱗に触れていると気がつかない政党に沖縄問題に関わる資格はない

沖縄の義務教育改革は超急務で前に話した通り9歳から始める組と6歳からに分けなければならない
沖縄人の脳の発育速度は緩やかで日本人より4年遅いだけの話だから3年程度遅らせるだけで皆で東大京大を競い合う公平な状態となる
現在進行形としては28歳からの学び直しセミナーを市町村各地区で行い独立開業できる能力の獲得が待たれる
沖縄の学力低下は義務教育の開始時期を正せば解消する(日教組解体と

最悪の事態を想定した沖縄への食料支援のシミュレーションは行なっておく必要がある
今日も停電は解消しそうになく道はいつにも増して渋滞しそうだ