こんにちは、プリスカです
![むらさき音符](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/146.png)
以前、私はこの抽象度という概念について曖昧にしか理解できていなかったのですが
昨年夏に抽象度を上げることに特化した講座を修了しまして
理解をかなり深めることができました。
とはいえ、誰かに説明するとなると話は別でまだまだ難しいのですが
復習をかねて、私なりの解釈で2-3回に分けてお話ししていきます。
今回は「抽象度とは」と「抽象度を上げるメリット」についてです。
抽象度とは
抽象度とは、概念や情報の抽象性や具体性の度合いのことです。
抽象度が高くなると、より抽象的、包摂的で広範な概念になっていき
低くなると、より具体的で詳細な個々の要素になっていきます。
言い換えると、抽象度とは、情報量の度合いともいえるかと思います。
抽象度が高くなるにつれ、情報量が少なくなり(包摂する情報量は多くなる)
低くなると、情報量が多くなっていきます(包摂する情報量は少なくなる)。
抽象度(低)・・・具体的で詳細、個別なもの、情報量多、包摂情報量少
なんかいきなり堅苦しい話になってしまいましたね
抽象度が1つ上の概念は、その下の情報を全て包み込むものです。
1つ上がるごとにシンプルになっていきます。
見る方がわかりやすいので図にしてみました。
上の図は「犬」という概念を例にして抽象度を表してみたものです。
「犬」を包摂する概念として「動物」、さらにもう一つ上げて「生物」
というふうに抽象度を上げていくことができます。
抽象度の上げ方には色々あって
どういう概念で上げていくのかによって変わってきます。
上の図の場合、「動物」の代わりとして
たとえば「哺乳類」あるいは「ペット」
さらにその上を「脊椎動物」あるいは「人間と共生する動物」
というふうに、抽象度を上げていくこともできます。
ex.1)「犬」→「哺乳類」→「脊椎動物」
ex.2)「犬」→「ペット」→「人間と共生する動物」
「犬」が「動物」の下位概念である場合、
「犬」の同列として上の図の「猫」の他、馬、牛、羊、ライオン等々
動物のカテゴリーに属するものを列挙していくことができます。
そして「犬」の下位概念としては「柴犬」や「コリー」など犬の種類
さらに抽象度を下げると「ポチ」や「シロ」など個別の犬の名前となっていきます。
この「犬」を例とした「ポチ」⇄「生物」という抽象度の階層は
簡単でイメージしやすいですよね。
これを別の概念に置き換えて、ゲーム感覚でやってみると
今まで気付かなかった何かが見えてくるかもしれませんよ
抽象度を上げるメリット
抽象度を上げるとは、端的に言うと「高い視座で物事を見る」ということ。
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
高い抽象度についてイメージしていただけましたでしょうか?
続いて、抽象度を上げると、具体的にどんなメリットがあるのか
いくつか例を挙げてみます。
多角的な視点や思考によって、新たな解決策を見つけ出すこともできる。
具体的な事例に適用でき、行動を起こす以前に結果を予測することができる。
物事の表層に惑わされず、根本的な要素や本質を見極めることができる。
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