最初にかまします!!
とりあえず富野ガンダム語りてーなら
富野監督が
否定したい作品
「どこが悪かったか探してくれ」って言う
Vガンダムを見てから、語ろーぜ!!!
はぁはぁ(´Д`)
前回のSEEDの話から、だいぶ経ってしまいました
仕事が色々と忙しくて
そういう時、僕は妄想をよくします
もう18年も前になりますが、当時携帯電話がやっとカラーになって、非公式の携帯画像サイトがありました
そこの1つのコンテンツとして、俺ガンダム小説ってのが設けられていて、携帯小説の走入だったと思います
そこで僕がガンダムを書くなら……と書き出したのが、「サイド1の星」っていう話でした
当時、ゲーム「ジオンの野望」に出ていたティターンズのMS プロトタイプガンダムMk-Ⅱが主役機体の話を妄想しました
懐かしいなぁ
それから管理人さんに促され「GUNDAM CHORAL(ガンダム コラール)」って長い話も書きました
CHORALに関しては、サイト閉鎖後も残して欲しいという声もあって、別のサイトに移っています。ググれば、簡単に読めます………ただし僕の文才が無いので、読みづらいです(笑)
僕はその後もたまにガンダムの妄想話を書きます
その後に書いたのが「機動戦士ガンダムLM」です
これはまだ未完成で、続きをいつか書きたいと思ってますが、サイド1の星を書いた頃から、僕には野望があったのです
そう
全てをVガンダムに繋げたい!
です
みんな!!Vガンダム見ようぜ!
って事です
機動戦士Vガンダムの中で、LMと言えば「リガ・ミリティア」という主人公が属する事になるレジスタンス組織の頭文字です
GUNDAM CHORALの主人公はリリス・マティン
機動戦士ガンダムLMと名付けた話のLMは、「ラグナ メモリーズ(ラグナの思い出)」
LMです
どっちもVガンダムの宇宙世紀153年に繋げたい思いから、そう名付けました
さて、懐かしい話はさておき本題へ
「何がダメなのか探してください。この作品は全否定したいと思っているものです。このような結果になったのは、全て監督の責任です。何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています」
って、富野監督がBlu-ray発売の時にコメント出しました
DVDの時も「このDVDは、見れたもんじゃないので、買ってはいけない」なんてコメントも(笑)
ちなみに、DVDやムック本を読んでいる人は知っているかと思いますが
つまんないから、買ってはいけない
駄作だから、見れたもんじゃない
手抜きして作ったから、こんな作品になった
見るに耐えない作品だから、全否定したい
わけじゃないのです
これはインタビューを読めばわかる事ですね
株式会社サンライズは、1994年4月1日にバンダイの傘下の子会社になります
Vガンダムの放送は、1993年から4月2日から1994年3月25日
つまりVガンダムの放送後にバンダイの傘下に入り、その後のGガンダムなどのアナザーガンダムになるんです
という事は、バンダイの子会社になる話がVガンダムのせいって事ではないんです
子会社化の話は、Vガンダムの製作前からあったという事、監督は知らなかったようですけど、製作体制に疑問があったなど今にして思うと……的な
バイク戦艦をバンダイ側から提示されたとかは有名な話かと
1話でと言うか、4話までウッソがVガンダムに乗らないから、無理くり4話を1話として本を書き直したとか
これは経営の話なりますし、世の中の流れです
今のテレビ番組がスポンサーのご機嫌伺いをしているのは、当たり前だし、スポンサーは視聴者のご機嫌を伺ってます
ざっくり言うと、監督は製作体制云々はともかくとして、自分にもっと力量があれば、体制も変えられたんじゃないか………
サンライズが、バンダイの傘下に入る前の最後の富野監督のガンダム
サンライズ的には、バンダイの傘下になる前の最後の抵抗とも言えるガンダム
視聴率が悪かったからダメなのか?
人がたくさん死ぬからダメなのか?
敵がジオンじゃないから?
MSが独創的だから?
「何がダメなのか探してください。この作品は全否定したいと思っているものです。このような結果になったのは、全て監督の責任です。何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています」
見方変わったのでは?
そして次回予告でシャクティが毎回いうあの台詞
「見てください」
哀愁を感じます(笑)
さて
商業的なアニメ作品を強制される形で始まったVガンダム
商業的にはコケてしまいます
そりゃー子供番組なんだから
ギロチンがどうとか、敵であるザンスカールは宗教国家だとか、子供が分かるわけもない要素がいっぱいで、一貫して主人公は普通ではありえない様なロボットの使い方、戦い方をして、痛快なロボットアクションも無く、敵のMSは虫っぽかったり、土偶みたいだったり、タイヤに乗ってみたりと異色でした
子供にウケるはずがないです(笑)
でもですね
でもなのですよ
ガンダム好きな人がよく言うじゃないですか
ガンダムはロボットアニメじゃないんだよ
ってね
特に初代ガンダムは、そう言われますよね?
ま、ロボットアニメだけどな!!!
(笑)
んで、ガンダム好きな人が言うじゃないですか
ガンダムは子供番組じゃないっって
ま、子供番組だけどな!
さて
じゃあガンダムがロボットアニメで、子供番組じゃないなら
ロボットアニメで子供番組なガンダムって何ですか?って話ですよ
僕はぶっちゃけて言うと、初代からその傾向はあった
けど、劇場版の成功はある意味で商業的に売れたんだけど、商業的な作品作りを否定したから、重厚なSFになったんですよね?
ガンタンクを宇宙で使用しないとか、Gアーマーが出ないとか
しかしZガンダムから、作品の作り方が商業よりになっていきます
Zの変形は、マクロスの影響ですし
ZZでは、既に子供向けとして意識して製作されています
ZZの後半には、劇場版となる「逆襲のシャア」が製作決定しているところを見ると、富野監督の影響下の少ないガンダムであったと思いますね
で、ニューガンダムは、めっちゃカッコイイ(笑)
ロボットがカッコイイ
アムロとシャアの最後の話………ってだけで話の意味は、全くわからない(笑)
また今度「逆襲のシャア」については話してみようかと思いますけど
徐々にガンダムは
子供番組で、ロボットアニメな作品になっていってしまっているんです
それは結局、商業的な理由でもありますし、見る側の人もそれを求めたんだと思います
F91の話が抜け落ちてますが、F91は新ガンダムシリーズを意識して作られ、設定が一杯あり、コミックボンボンなど色んな雑誌やゲームで外伝の話もいっぱい製作されました
それはロボット中心の話ばかり
F90やシルエットフォーミュラですね
つまり完全なロボットアニメなんですよ
この頃はSDガンダムが人気で、ナイトや武者なんかにデフォルメされたガンダムが沢山出ていました
キャラクター化したんです、ガンダムは
そんな時期に、Vガンダムは始動します
SDでガンダムに入った世代
子供番組として
ロボットアニメとして
商業的に成功させて欲しい
サンライズは、バンダイの傘下になってしまう
製作体制はサンライズのベテランは使えず、新人が多く器用しなければいけない
それでも「ガンダム」が必要だと
「ガンダム」を作る事を望んでいない富野監督に製作されます
富野監督が当時のサンライズとバンダイの状況を知っていたら、Vガンダムは今の様な作品になっていないと思います
ここまで語っておいて、僕は言います
そんな事、関係ない!
そもそもガンダムの価値観
子供番組の価値観
ロボットアニメの価値観
全て関係ない!
純粋に
純粋に
ドラマとしての
機動戦士Vガンダムを見て欲しい!
と
ガンダムだからとか
ロボットアニメだからとか
子供番組だからとか
そんな枠で、評価する作品ではないと思います
純粋に
作品の中でのキャラクターの葛藤
作品の中でのキャラクターの台詞
それぞれが人として
前に向かう為に
足掻いて
苦悩して
喜んで
怒って
泣いて
進んでいく様を見て、感じて欲しい作品なのです
まぁ~、僕はVガンダムが一番好きなんで、こんな事を言うんですけど
話が長くなったので
Vガンダムの内容ついては、次回で(笑)
一番好きな作品ですから
たぶん次回だけでは、終わりません(笑)