dee.cという男 | Gunsmith Production official blog Powered by Ameba

dee.cという男

後ろに立っているこの男だ。

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前に座っているLunaのプロデュースなんかもしているこの男、
Gunsmith Proで1番年上の御意見番長


dee.cを今回は紹介したいと思う。


dee.c

父親がジャズのリスナーであったことの反抗心もあってか、15歳の頃にはロック
ミュージックに夢中になったdee.c。当時のキッズの多くがそうであった様に、
彼もまた、バンド活動に青春を捧げることとなる。高校卒業後、彼はより真剣に
音楽の道を歩む為に上京し、それから数年間はいくつものバンドでギタリストとして
活動した彼だったが、ふとした切っ掛けから彼の音楽人生は転機を迎える。

当時ブラック・ミュージックの熱心なリスナーではなかった彼だったが、ヒップホップ
とロックのミクスチャー的なユニットでデビューの決まりかけた友人から、その
ミュージシャンとしてのキャリアを見込まれ、パートナーとして選ばれることとなり、
このときから彼のヒップホップに携わる人生がスタートし、同時にトラックメイカーと
してのキャリアもスタートすることとなったのだ。

そのユニットでのデビュー自体は実現しなかったものの、独学で、機材の扱いから、
ヒップホップという音楽についてをも学び始めた彼は、都内のクラブの店員として勤め、
現場のノリを日々体感しながら、スキルと感性を磨くこととなる。

キャリアのスタート当初は、歌物のトラックばかりを制作していた彼だったが、Swizz Beats
のトラックを聞いた際に衝撃を受け、当時のSwizzの愛機であったTritonをすぐさま手に入れ、
ヒップホップのトラック制作に没頭した。現在ではサンプリング等も取り入れた幅の広い
プロダクションをみせ、遊びの延長上的な感覚でクオリティの高いトラックを日々量産し、
メジャーアーティストから、SIMONやY's・Ice Dynastyの面々等、東京のシーンが誇る重要
な若手アーティスト達までをもプロデュースしているdee.c。

音楽的に多様なバックグラウンドと下地を持ちながらも、音のパーツのすべてをビート的な感覚
で構築していく、彼の感覚は旧来のヒップホップ的感覚を、アップデートしたものであり、
今後数多くのクラシックを生み出していくだろう。


、、


と、なんとも昭和の匂いがプンプンするプロフィールだが、実は彼が最新の
ソフトやプラグインに1番詳しいGunsmith Proのメカニックなのである。


DJあがりの私やJigg・Flammable・SHINANUIがアナログ機材からPCベースに
移行したのは間違いなく彼の影響であります。



Works
SIMON, Ice Dynasty, Y's, 三浦大地, Luna, 黒木メイサ, YA-KYM,
Squash Squad, and more..


MIXエンジニアとしても活躍していてGunsmith周りの音源は彼のMIXが多い。



31歳にしてもんじゃ焼を初めて食し、それ以来毎週食べている変り者である。



口癖には、




「ねてた~」





「たつのイベント~」





「もんじゃたべたい」




などがある。