from: 自宅

 

「良い人がね、採用できないんですよ」

 

 

現在人事の仕事に就き、

しかも広報まで兼ねてしまっている和多志です。

 

 

人事系の話や記事には、

自然と目が留まります。

そこでよく見るのは、

 

「どうやったらいい人材を採用できるのか」

「どうしたら今居る人材を活かせるのか」

 

こんな内容です。

 

 

 

 

 

人手不足で黒字でも倒産してしまう…

そんな会社が多々あるそうですね。

しかも後継者が居らず、

そのまま黒字なのに廃業…

なんてパターンもあるそうで。

 

 

 

 

日本の会社が400万社ほどあるなかで、

大企業の割合ってどれくらいかご存知ですか?

 

その数、な、なーんとー

 

0.03%…なんですって。

 

 

そして働く人の割合。

労働者人口約6600万人のなかで、

12%が大企業勤め。

 

 

 

いかに中小企業が

日本の経済を担っているか。

数字でもわかりますね。

 

 

 

 

で、冒頭の話。

今は労働人口も減ってるし、

いい人材も居ないし、

さぁ困った!

 

だから外国人を入れよう!

なんて安直な話になってますね。

しかしこれね、失敗しますよ。

 

 

なんせ韓国と揉めてる徴用工問題も、

もともとは戦前に炭鉱で働く人が居らず

引っ張ってきた「移民」なわけで。

 

 

 

要するに、

安くて言うことを聞き、

危険な仕事をしてくれる人材が

 

居ないといってるだけですよ。

低賃金労働者がいないと

企業会計が成り立たない!

そんな会社ばかりなんだってこと?

 

 

 

 

今自分が勤める企業は、

保育園とカフェ経営をしています。

どちらも人手が居る仕事です。

 

飲食店なんて特に

人が来ないわけですよ。

そりゃあ安いお金でやってくれる人がおりゃ

最も良いですよねぇ。

 

 

 

でもね、そもそもその考えが違っていて。

人事の仕事をするにあたり、

人件費や企業の損益計算なんかを見るわけです。

そのなかで、どれくらいの余裕あるのかまず見る。

 

そうしなければ、人を入れて成り立つか分からない。

大事なのは、ひとりの生産性を上げていくこと。

そして給料を増やせる様に施策を打つこと。

 

 

 

ここです。

 

例えば2人で40万円支払うのであれば、

1人を教育して30万円でできるように

仕事を変えていく方が互いにいいです。

 

こうした生産性改善をやらなかったり、

やる必要を考えない公的な仕事なんかでは、

1人で20万円の仕事を

「人が足りないから」って

2人雇うわけです。

しかも非正規・年更新。

 

 

 

そりゃー雇用も安定せんわけだ。

まずやることは、

売上げ上げること!

そのなかで人が関わる工数を減らすことです。

 

 

 

 

今まさに就業先でそんなことを求められてます。

だがしかし…

なかなか開ける引出しが見つからない毎日です(^_^;)