from: 自宅
昨日、スマートフォン値下げの話をしました。
日常的に使うものって、
とにかく安くしたいって意向が働きますね。
よく例に出るのは、
トイレットペーパーやティッシュは安く買いたい。
毎日使うものだから。
スマートフォンには、 MVNO(格安 SIM )がありますね。
こっちの月使用平均額は、3000円ほどです。
安いからこっちに乗り換えればいいのに、
現在普及率は11%くらいなんだそうですよ。
なかなか爆発的に普及まで行ってない。
料金で比較すれば劇的に安いのに、
月に5000円ぐらい浮けば年間で6万円。
ちょっとした海外旅行に行けちゃうぐらいですよね?
僕は通話をキャリア、
データ通信を MVNO と
2台持ちで使い分けています。
やっぱり毎月3000円ぐらいで済んでます。
元々使っていた費用よりも半分になりました。
だから、
「なんで、みんな買えないんだろう??」
って不思議に思うんです。
色々考えてみました。
そこには心理的感情が潜んでいました。
替えない理由の2トップは、
①速度が遅く混雑する時間帯で使えない
②何かトラブルがあった時駆け込む場所がなく不安
これじゃないかと思います。
要するに。
今快適に使っていて、替えたら安くなるとはいえ
色々面倒なんじゃないか、
困ったことがあれば今ならショップへ行けばいいし…
そして速度が遅くなることもないし。
変化を恐れて、
もしもの時にトラブったら嫌だなあ…
という心理状況がストップをかけているんじゃないかと。
今のままが安心なんです。
脳は生命を保つために現状維持する
「恒常性機能」があって、
それが仕事なんですよね。
無意識で変化を嫌うんです。
だから。
「高いけど…何か未知なトラブルに合うより良いか…」
と消極的な選択になるんじゃないでしょうか。
自分の場合なぜ MVNO にしたか考えてみれば。
・使い道が明確(動画はWi-Fi繋いで観るし)
・キャリアはプランが複雑過ぎて分からない
(なんか騙されてそう!)
・ショップの対応が悪い、特に待ち時間が長い
(これは個人の感覚)
そして、利用料金が高い。
こうした目的や不快な感情を持っていたので、
格安 SIM を抵抗なく使うことができました。
ダメだったら戻せばいいしね。
現在不具合も無く、
MVNO 業者のサイトに行くことも
最初の手続きだけで、5年以上使ってトラブルはゼロです。
音声通話が悪くなるのは
LINE の電話なんかでも織り込み済みなので。
音声通話はキャリアの携帯で契約しています。
こうした抱える「不」の解消、
不満・不安・不信・不快などなど、
ここにアプローチして
解消するための代替案を示してあげること。
そして気軽に試せるものを作ること。
これがお客さんを動かすための大きなコツ。
ルールや基準作りなんてそのイチ手段ですね。
こうすれば動きやすくなれます。
面倒くさくないように、
リスクを回避するように、
そうした手を見せてあげてください。
変えた瞬間トラブルが起きるの嫌だ~
保険を見直したのにそのままにしとけば良かったな…
そんな氣分にさせないように工夫講じてみてくださいね。
