あなたは限られた枠内で何を伝えますか?

 

 

 

from: 自宅

 


その枠内に収める言葉、
間違えた切り取り方をすると厄介ですよ…。


なぜならこれ、マスコミがやって
誤解招きまくっているからです。
やられた方はたまらんなんてもんじゃないけどね。

 

 

 

それがこれ。

 

 

 

女子水泳の池江選手が会見した内容と、
それにコメントをした大臣の言葉。

 

 

見出しが、
「池江選手、白血病で五輪相『がっかり』発言、
 国民代表『大臣の言葉か 罷免を』」

 

NHK が報じたニュースです。

大臣の発言をこう報じた。

 

 

金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なのでがっかりしている。
早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また、元氣な姿を見たい。

1人リードする選手がいると、みんな釣られて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している。


と大臣は述べた。

 


オリンピック担当大臣という
立場で発言されたこのコメントを見ると、

自分の職責のことしか、考えてないのか?!

なんて批判的に自分は最初受け取りました。

 


これに対して国民民主党の玉木代表は
「大臣がかける言葉なのか」と批判して、

世論の批判も炎上も起きましたよね。

 

 

 

しかしこの図式、ほんと最近よく見る。

その後謝罪と撤回が入るパターン。


背景を知らずに、
ただ報道された内容のみを
鵜呑みにして過敏に反応している。


そこに自分の意見はなく、
調べることもなく、
単に煽られているだけですね。

 

 

 

 

 

こういう人が煽りコピーの
餌食になっちまうわけだ。。

 

 


話の筋も前後も見ない、

見ようとしない。
問題だよ。

 

 

ちゃんと大臣の発言全文を読むと、
少なくても批判的ではなくて
ちゃんと水泳界のことを案じているの
見えてきますよ。

 

 

 

 

 


産経新聞の記事から全文紹介。
まずは「がっかり発言」から。

 

本当に、そう、金メダル候補ですからね。日本が本当に期待している選手ですからね。本当にがっかりしております。やはり、早く治療に専念して頂いて、頑張っていただきたい。また元気な姿を見たいですよ。そうですね。

 


次は「下火発言」

 

いやあ日本が誇るべきスポーツの選手だと思いますよね。我々が本当に誇りとするものなので、最近水泳が非常に盛り上がっている時でもありますし、オリンピック担当大臣としてはオリンピックで水泳の部分をね、非常に期待している部分があるんですよね。一人リードする選手がいると、みんなその人につられてね、全体が盛り上がりますからね。そういった盛り上がりがね、若干下火にならないかなと思って、ちょっと心配していますよね。ですから、我々も一生懸命頑張って、いろんな環境整備をやりますけど、とにかく治療に専念して、元気な姿を見せていただいて。また、スポーツ界の花形として、頑張っていただきたいというのが私の考えですね。

 

 

報道の場合、

限られた時間内でニュース向けの

文を作らなきゃいけないので、

こうした切り取りが起きて

誤解を招くことはあるんでしょう。

 

 

けれどもワイドショーなんてゴミ番組ですよ、あんなの。
どうでもいいことばかり流している。揚げ足取りして。

 

 

 

私らはこうした悪マスコミと違って、
自分で伝えるワードを出せるんですから
伝える言葉はしっかり選びたいものです。

 

 

言葉足らずでややこしくするのは避けたいですもんね。

 

 

その避ける一つの方法が、

相手に疑問形で投げる

ということです。


疑問形なら相手から返答が来やすく、
会話のラリーも発生しやすいです。

 

つまり一方的になりにくいんです。
一方的に話されるのは、
とても不快じゃありませんか?
(僕はそうなのです…)

 

 

 

聞く立場として鵜呑みにするべからず、
発せられた言葉の通りなのか、
その奥に背景があるのか、
十分見極めて参りたいものです。