from: 自宅
悩みや課題を抱えるそんな感情に、
「こうなれるよ!」って未来を変えるため
商品を文章で売るセールスコピー。
人々の感情にフォーカスすることに余念がありません。
そしてリサーチを大事に致します。
内海選手に長野選手。
他球団の指名を蹴って、
憧れの巨人は入団した生え抜き選手。
この球団の顔と言うべき二人の流出は
常勝球団としては痛いんじゃないんでしょうか?
なんか秀吉や光秀が、
織田家から武田家に移ったような感じを受けます。
さてファンの感情やいかに?!
さて、リピーターをどうつくるか?!
って話でしたね。
そのヒントは、
「判官贔屓を好む日本人」
ってところにあります。
日本人って、
弱い人や虐げられている人を
強く応援したくなる氣質を持ってます。
また同時に、
圧倒的な強さへの憧れとでもいいましょうか、
強いものになびく氣質もあります。
好例が、プロレスの話で恐縮ですが。
正規軍の藤波辰爾と維新軍の長州力。
正統な系譜を継ぐ王道と、
そこに立ち向かう覇道。
弱くても応援され続ける阪神タイガースと
圧倒的戦力で勝ち続けた巨人ジャイアンツ。
またその常勝巨人に立ち向かう、
中日星野仙一の闘志あふれる投球とか。
つまり、二極のどちらかに偏るってことです。
こうした強いものと弱いもの、
ではどちらがリピーターになりやすいんでしょうか?
これも人によりけりなんですが、
自分が思うにはやっぱり
弱者を応援する側なんじゃないかと思うんですね。
何故かと言えば。
「僕が、私がついててあげないと!」
と、応援してあげないとダメじゃん!
という氣にさせてくれるから。
そして勝ちの価値が高いから(笑)。
弱いから勝った時の感動が人一倍です。
常勝軍団は、
常に勝ちに向かわなければならない上、
中心人物は生え抜きでなければならんのです。
そこで育って壁を乗り越え苦労をして、
ようやく輝いた生え抜きが中心にいてこそなんですよね。
しかも生え抜きの系譜を継いでいる。
言ってしまえば、譜代と外様のバランスです。
島津や伊達がいくら強いからって、
徳川の中には入れないし中心は必ず徳川ですよね。
日本では外様はイコール余所の人。
ですから常勝軍団のセンターにはなり得ない。
AKB のセンターが別のグループの人だったら、
それはもう AKB じゃないのと一緒!
(ま最近はそういうこともありますけど)
常勝のために金で傭兵を雇い入れても、
ファンから見たら中心選手と受け取れないですよ。
阪神に金本アニキが来て中心になったのは、
弱いチームで彼が救世主だったからです。
応援される救世主である。
そしてそれがずっと生え抜きで
取り組まれたものである。
こんなところに,
コアなファンやリピーターを作る仕組みのヒントが、
ゴロゴロしてるんじゃないでしょうか?

