from: 自宅

 

グランプリはひとり。

全国大会の舞台に立てるのは7人。

地区大会の優勝者は20人ほどいる。

地区大会出場者は120人ほどいる。

 

 

こうした戦いのなかで、

選ばれた者が頂点へ向かう。

 

 

これを見ていて、

「ハインリッヒの法則」

を思い出した。

 

 

ハインリッヒの法則

1928年に安全技術者だった

ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが

出した論文からつけられた法則である。

 

米国の某工場において発生した

5000件以上の労働災害・事故事例の

調査結果を根拠にして、

導き出した統計的経験則である。

 

1つの重大事故の背景には

29の軽微な事故があり、

さらにその背景には300のヒヤリハット

事例が存在するというもの。

 

 

 

 

これは逆の目線ではあるけど、

1つの大きな結果に至るには、

その前に傾向が見られるということ。

 

 

頂点に上る者の下には、

上れずに居る者がいる。

 

 

企業のポスト争いもそんな感じ。

 

 

常に小さな三角形があって、

自分がその頂点に居て、

その三角形が組み合わさって

さらに大きな三角形になって、

自分は位置しているような。

 

 

自分がどこの大きな三角形の

なかに位置しているのだろうか。

 

 

ここの大きな三角形でいいのだろうか。

 

 

好きなことをちゃんとできているだろうか。

意図せず仕方なく今の三角形を

選んでないだろうか。

 

 

移ろう移ろう、世界は広い。

まずは小さな山登り。

頂上から次の山が見えるかも。

 

 

 

今からオリンピック出場や

宇宙飛行士にはなれないけど、

自分のお山はあるはずよ。