マーケティングをしていく上で
集客の核になるものは必要ですね。
それって必ずしも、
カッコいいものや美しいものではなくて
OK なんじゃないかな?って思ったお話。
from: 京都のビジネスホテル
昨日は、年に2回のお休みのうち
その一日だったそうですよ。
なんの休みかって??
地獄の鬼たちの休日!!
週休二日どころか、年休二日!激務!
地獄が静かになり、
地獄の釜の蓋が開いていたらしい。
旧暦時代、年が明けて最初の満月の翌日、
今の暦では1月16日って
閻魔大王の縁日なんだそうです。
要するに地獄の休日なんです。
地獄に休日ってなんだか面白いですね^_^
多くの歳時記では、この日は
罪人を釜茹でにしている鉄釜の蓋を外して
鬼たちが休みを取るんだそうです。
あれ?釜に蓋なんて、あったっけ??
どうやらこの蓋というのは、
あの世とこの世を境目とするゲートなんじゃないかと言われています。
そして閻魔大王さん。
なんせこのお方、キャラ立ちがすごい(笑)
くわっと口を開け、
真っ赤でイカついお顔、
つり上がった目。
地獄の主、裁判長だけあって迫力満点です。
そして、人を裁くために、
全ての真実を映し出す「浄玻璃の鏡」ほか
7枚の鏡で、目の前にいる人間に問い掛けます。
「嘘つくと舌を抜かれる!」
なんて、小さい頃よく戒めに使われたフレーズです。
その閻魔大王様に参詣する日が1月16日。
そしてもう一日のお休みが
その半年後7月16日です。
閻魔大王に参詣するんだ…
しかも、生きているうちに
閻魔大王様に会いに行くのも、なんだかなぁ(^_^;)
こうした逸話とか閻魔様を、
賑わいを作って人を呼び込むシンボルにしてるのが面白いですね。
深川の閻魔堂というところがとても有名で、
閻魔様が直接説法をしてくれるらしいです。
閻魔様の前にある管にお賽銭を投げると、
管に書かれたジャンルに合わせて
ありがたいお言葉をかけてくれるんです。
普通に商売繁盛とか、色恋話とか、
俗っぽいことをお話ししてくれるそうです(笑)
しかも言葉遣いが超丁寧!
地獄という極限に恐ろしいところで、
※江戸時代に描かれた地獄絵図もある!
こういう仕掛けをしていると
お賽銭して聞きたくなるなぁ!
マーケティング的になかなかうまく作ってありますよね。
キャラの打ち出し方で
色々面白い企画ができて、
集客に貢献しているという例でした^^

