もう12月か~。

以前は、クリスマス選手会興行なんて、やったのにな…

 

 

from: 自宅

 

 

昨日、プロレス界をモチーフに、

残された人で上手く上昇させた新日本プロレスのこと書いた。

 

今日は一時期肩を並べたのに、

ダメになってしまってる団体の話。

 

 

 

なかなか浮上できず「方舟が泥船か」なんて揶揄されているのが、

 

 

プロレスリング ・ノア

三沢光晴・小橋建太の二枚看板がトップにいた時は

武道館に一万人集めるほどの人気だったのに、

 

 

今や大きな大会で入場300人。ここまでくると建て直しはつらいです。

 

なんせ生え抜きレスラーがほぼ居ない。。

 

看板がしっかりしてる間に

次世代レスラーをしっかり作れなかったのが、

今停滞の大きな要因のひとつです。

 

 

 

 

失敗事例としては、

 

 

大仁田厚の FMW。
資本金5万円から始まり、電流爆破デスマッチで一気に駆け上がり

一時期は毎年川崎球場をフルハウスにしてたくらい大きくなりました。

 

 

この団体は大仁田の一枚看板、

大仁田が引退した後に勢力維持に苦労するも、

ハヤブサという天性の素晴らしいレスラーを中心に

なんとか路線変更が軌道に乗ってきたんですね。

 

 

 

しかしそこに大仁田が復帰してしまい流れがおかしくなって、

ついには社長が自殺し倒産という悲惨な事が起きました。

 

 

 

 

 

今頑張っているのが、

 

 

全日本プロレス。

 

馬場さん以来の名門ですが、

ここは何度も選手の大量離脱に見舞われました。

 

今の社長は秋山準。レスラー社長ですが、

経営をしっかり学び活かしてる感じがします。

 


とにかく選手層が薄くて自前で興行が打てないぐらいだったのを、

力のあるフリー選手と他団体の提携で踏ん張り、

今少しずつ上がり目です。


新日にはない、大型選手がぶつかり合う昔ながらのプロレスを見せてくれます。

 

 

 

 

 

こうしてみると、うまくいく・行かない要因が

なんとなく見えてきます。

 

 

 

まず中心となるレスラーが必要。
そして各レスラーが分かりやすいキャラ付け化されている。
さらに客層のターゲットが明確で、そこにレスラーのキャラがマッチしている。

 

外せないのは、ファンサービスをとても大事にしていること。

 

 

 

内藤哲也なんて、ファンのことを「お客様」っていますからね。

 

 

経営とは継続させることですから、
臨機応変な応用力も必要なんですけれど、
こうした基本的な部分で足腰作るのがまず最初なんでしょうね。

 

何事も基礎から、かぁ。