凋落?路線変更?

 

 

from: 自宅

 

大きな傘の下でいたり、寄らば大樹の陰に至り。

しかしそれが突然なくなったら
どう生きていけばいいのか?!

 

 


ビートたけしと森社長で設立したオフィス北野。

 


ビートたけしがその昔、「フライデー襲撃事件」を起こして

所属していた太田プロへの復帰が叶わず、

設立されたプロダクションです。

 

長きにわたり活動をしていましたが、

今年春に愛人騒動?によって たけしが急な独立。
看板俳優も移籍。そして残されたのがたけし軍団。

 

 

森社長が退任し新しい社長につまみ枝豆、専務にダンカン、

この新体制でスタートすることになったとのこと。

 

つまみ枝豆って中卒のドヤンキーだったらしい。余談。

 

 

 

しかし、たけし軍団のメンバーを

テレビなどで見る事ってほとんどありませんよね。

 

他人事ながら「大丈夫なのかなぁ…」

なんて思ってしまいます。

 

 

ビートたけしという一枚大看板が抜けた穴大きすぎて、

埋めることは多分できないからです。

 

 

元々たけし軍団は、たけしの賑やかししかやってこなくて、

給料をもらう立場だったわけです。それが今回払う側に。

だから生き残りのためにどうしていくかがとても興味があります。

 

 

たけし軍団には、見たことない芸人がたくさん。

もともとたけしが集団芸をやりたくて集めて、

森社長がたけし軍団と名付けた。

 

 

ビートたけしがメインの番組に

(スーパージョッキーやスポーツ大将 、風雲たけし城など)

こぞって出演していたけれど、番組終了とともに

TVで見なくなりました。

 

 

俗にいうリアクション芸というのも、元々は

スーパージョッキーという番組で稲川淳二とたけし軍団が

体を張ったチャレンジをして始まったもの。

 

それもいつしかダチョウ倶楽部や出川さんに取って代わられました。

 

 

 

たけし軍団は、たけしがいなければ成り立たないんですね。

こうした人たちを今度は売り込み、

マネージメントしていかなければなりません。
そうしなければ事務所の運営費も社員の給料も払えない。
大物タレントを引っ張ってこようにもお金がかかる。

 

 


こうした状況の時は、使える看板使えるだけ使って、

その間にピンでできている仕事を伸ばすしかないと思う。

 

 

北野がいないのに、

「オフィス北野って名前、どうなの?」

なんて声もあります。

 

 

"名は体を表す"という言葉がありますが、

今に限っては名前変えちゃったらまずいと思う。

今この騒動で名前が出ている時、

そして北野の看板があるうちに、

ピンでできる人がその方面で頑張って伸ばしていくことが

一番いいんじゃないかなと思う。

 

 

 

芸人とはいえ確固たる芸があるわけではないし、

今ニーズがあるわけでもないだろうし、

強いネームバリューがあるわけでもない。

 

でもお笑い以外で活躍している部分も実はあったりする。

こうした方向に少しずつ伸ばしていく、

これが生き残るまず第一歩ではないだろうかと思います。

 

 

僕も以前一部上場企業に勤めていて、

その看板がすごく誇らしく思えた時期があった。
そして自分で自立したいと思って会社を辞めた後、

その看板の大きさに気づいたし、

藤村紀和という看板がないことがよくわかった。

 

 

 

常日頃から実力を磨いてつけていき
いろんな人と繋がる力をつけて
自立にトライして行くことの重要さ。

 

 

自分が動くときや自己紹介する時に
どんな看板使ってる??

これがもし、

他者や自分のものじゃない組織を使っているとしたら、

今その看板があるうちに、

「私個人はこんな人です」って、

個人としても認知してもらう工夫を作っていきたいですよね。