from: 自宅

 

音楽を聴かなくなって久しいのですが…

一時期カヴァーアルバムがブームになりましたね。

 

かつての名曲を、別の歌手が歌う。

その歌手の色が、また名曲の色合いを変える。

 

徳永さんの歌声が、好きですなぁ

 

 

 

 

以前ようつべで聴いた、
松田聖子がカバーして唄った「北国の春」。
千昌夫の名曲。

出だしの、
「しらかば~~」部分のオクターブの高さといったら!!

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=kS3suJ6Bo_8

 

 

 

昭和の時代は、"歌手"ってどんな歌でも

聴き手の心を振わす歌唱力が素晴らしかった。

 

 

歌手に、名曲あり。

そして作詞家・作曲家が精魂込めて作り上げた曲を、

一流の歌手になる素材と見込まれた新人が唄う。

 

 

 

当代随一の曲が、歌手を育てるって時代でありました。

 

ちょっと前なら小室さん。

 

 

今で言うと、秋元康氏(古いのかな??)

 

 

ところがその逆パターンもあるんですね。

曲はぜんぜん大したことなかったのに、

使っている本人が大ブレイクした結果

その曲が大注目されたってパターン!!

 

 

それが、長州力の入場テーマ曲

「パワーホール(Power hall)」

 

 

 

この曲つくった人、平沢進氏。

なんとプロレスに全く興味が無く、長州も全く知らなかった。

依頼を受けてテキトーにつくった曲。

「頭の中のプロレス会場のイメージだけで作った。」

「プロレスは嫌いなので適当に作った。」

ものらしい。

 

 

だから単調なテクノメロディーがただ繰り返すだけ…

しかも最初にお披露目された1980年、

まだ今みたいにテンポが速くないんだ!

 

 

 

長州が「革命戦士」としてプロレス界の主役になったとき、

この曲調がその革命感をとても表現してて、

イントロからの音楽で一氣に会場のボルテージがMAXですよ!

 

いまだに和多志、鳥肌モノです…

長州の代名詞になりすぎて、長州さん携帯ショップで機種変更したとき、

勝手に着信音をパワーホールに変えられた時があったらしい(笑)

 

 

 

 

長州力が大ブレイクしたことで使っている曲も大ブレイクしたように、

自分も

「"藤村紀和"が書いたセールスコピーだから商品がブレイクした!」
なんて世界を目指して励みます!

 

 

 

追伸)

テーマ曲ってその人を表す本当に大事なイメージ戦略。

 

「猪木ボンバイエ」も、もとはモハメド・アリの曲だし、

スタン・ハンセンの「サンライズ」なんて凄い凝ってるよ!

 

曲を混ぜ合わせる“マッシュアップ”という手法である。
カントリー歌手ケニー・ロジャース「君に夢中」のウエスタン風イントロと、

日本のロックバンドであるスペクトラムの「サンライズ」を繋げ、

繋ぎ部分にはスペクトラムの「モーション」を挿入。

サンライズのヴォーカル部分はカットし、

カウボーイらしさを出すために馬のいななき(『コロムビア効果音ライブラリー第4集』から引用)やムチの効果音(『CIRCUS SPECTACULAR』から引用)を加えてインスト風の1曲にするという、手の込んだ編集が施された。

 

引用元:https://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20180619/E1529340764381.html?_p=3