セールスレターって、
昔から上手いこと出来てるわ~
from: 自宅
ブルワーカー、学生時代に持ってたな~(笑)
長州が来年引退するって話があって、
長州にまつわるネタを書こうと思ってリサーチしてたら
この写真を見つけましてね。
「あぁ昔は、インターネットもなくこんな広告があったよ」
なんて懐かしくなってしまいました。
「週刊少年ジャンプ」とか、雑誌の裏表紙には
当時アヤシイ商品売ってる通販広告があったよ。
こんなのとか
こんなの
思春期の男性にとっちゃ垂涎の商品が多かった!
「写るんです」ならぬ、
撮って現像したら水着が「透けるんです」とか、
「中国拳法振興協会」とかいう、さもありなんな
協会が発行する酔拳通信講座とか、
ビデオのモザイク消し機とか(笑)
今となっちゃあ、
「そんなのウソやーん」ってものに、
多くの青少年が悉く騙されてきたんでしょうなぁ…
僕自身も小中といじめられてたからね、
人知を超えたミエナイチカラに頼って、
奇跡を起こそうとしてたもん(^_^;)
パワーストーンとか今や市民権得てるけどね、
今から30年前に買ってたもんな…
注文はハガキを送るんだけどね、
18歳未満は親の同意が必要だから、署名欄があるの。
でもこんなの言えないじゃない??
だから筆跡を変えてそれらしく書いて、
印鑑も探し出したり「藤村」の認め印買って押してね。
お金は当然クレジットカードなんて持たないし、
当時はコンビニ決済なんかも無いから
銀行の振込用紙で窓口行ったりね。
なんか、良い時代だったな(笑)
しかしこれ、ちゃんとセールスコピーの
原則に則っているんですよ。
さっきもちょっと書いたんですけど、
まずターゲットが雑誌の読者層ですから、
10~20代の男子
ですよね。
そして、その属性が悩んだり欲しいモノ。
「モテたい願望」
だから、
身長UP!とか、カッコいい身体を!とか、
頭がいい人はモテるとか、
不思議な力でモテますとか(笑)、
悩んでいることや欲望に対して
ダイレクトに訴えてくるからね!
セールスコピーって、こうしたセオリーを使うと
ヘンな商品も売れてしまう。
とても怖いスキルなんですね。
だから常々我が師匠は、
「天使にも悪魔にもなる技術、取扱い注意ですよ」
と言います。
書き手の氣持ちや在り方が、問われる仕事なんですね。
自分は細くとも末長くご愛顧してもらえる商品を、
煽りも過剰な盛りもなく100%で伝えたい。
そんな思いでやってます。
なのであなたが売りたいその商品、
必要としてくれる人が
「悩みが晴れた!解決できた!」
こうなれるものであってくださいね。



