本来の趣旨とは、

別のところで稼ぐって素敵だなぁ。

 

from: 新幹線はやぶさ号内

 

 

出張で宮城県は仙台に行きました。

たまに馴染みない土地に来るととっても新鮮ですね!

 

夜は名物でオンパレード^_^

お酒もたくさん飲みました。

(2杯飲みました!)

翌日お腹壊してましてけど(^_^;)

 

 

 

こうしていろんな土地へ行く仕事。

それを実現している師も身近に居りますから、

モデルにしていきたいですね。

 

 

で、今日の趣旨

「別のところで"も"稼ぐ」ってお話し。

 

それはこんなニュースを見たから。

 

 

 

はーまつから宮城へ行くには東京経由です。

そしてこの東京タワー。

確かにこう言われないと

「そうか、電波塔だったよね」

って忘れちゃってます。

 

1958年に完成してテレビの電波を送り続け、

高度経済成長でテレビの普及を裏から支えてきました。

そのお仕事が9月30日に終了したんですって。

今は東京スカイツリーがその役目担ってますね。

 

 

ただ東京タワーって、どちらかというと

「観光名所」としての姿が強い!って思います。

 

30年くらい前、修学旅行で訪れた東京タワー。

初めて行った東京だったような記憶。

朱色に白の線が入り、まさしく東京、

ひいては日本のシンボルだったんじゃないですかね~。

 

 

 

1959年のオープン直後に入場者数が493万人を記録、

2000年度にはその半分以下にまで減少したものの

その後再び盛り返してここ最近は年間約300万人で推移していました。

 

 

そのきっかけになったのが、

東京タワーの強みを掘り下げ訴求したこと。

 

東京タワーの強みってなんでしょう???

 

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知名度?高さ?立地?

いろいろあるなかで、

展望台の改装工事のときに

その強みをより打ち出していったそうなんです。

 

 

もともとアンケートなんかで、

「一度行けば十分」

「特に行こうとは…」

なんて声があったなかで、

 

首都圏に住む個人客に来てもらおう!
と、まずターゲットもしっかり設定

 

じゃあその人たちがいつなら来てくれる?
と、「最も確実に来てもらえる見込みがある平日夜」と分析。

 

ではどうしたら平日の夜に来てもらえる?
と、内装とコンテンツを重視しリニューアルをしました。

 

 

そして最大の強み、

「首都の夜景」を売っていったんです。

 

 

大展望台に展望カフェをつくり、

平日夜に定期で音楽イベントを開催して、

閉館時間をそれまでの午後8時から10時に2時間延長したところ、、、
これが狙い通りに!

 

 

山手線のなかにある東京タワー、
展望台を一周すると首都東京の

全容が見渡せるというシチュエーション。


さらに100m上には特別展望台(250m)もあって、

ワンランク上の場所も用意して、行動意欲を掻き立てます。

 

 

大展望台2階には伊勢神宮から御神霊を受けた神社を勧進、

東京23区で最も高い場所にある由緒正しい「タワー大神宮」として、

受験シーズンには多くの受験生が訪れる場所になりました。

(これは夜景よりも、高さと修学旅行生向け、ですね)

 

 

強みを見つけて活かせる工夫をすれば、

よりブランド力も上昇させることができますね!

 

 

 

過去にはこんなのやこんなのにも登場。

 

小さな水族館もあって。

 

 

 

これは東京タワーの知名度ももちろん大きいんですけど、

あなたの仕事・ビジネスにも使えるヒントがたくさんあるって

思ったんです。

 

 

本来の趣旨と違う場所で、

強みをどう活かせられるだろうか!?

 

常に考えてみてくださいね。

ずーーっと考えていると、、、

目の前の景色がそんな"アンテナ"で

キャッチし始めますよ。

 

そう、東京タワーのように^_^