少し前の話ですが、
元巨人の村田修一選手が引退の会見をした。
(本人の意地で「引退」という単語は使わなかった)
横浜ベイスターズの主軸として4番を打ち、
ホームラン王2回。その後巨人へ移籍。
一昨年はチーム最高の25本塁打(打率3割2厘)。
通算安打も1865と名球会入りまで135安打と、
スタメン出場できれば1年で達成できるような強打者。
昨シーズン終了後に自由契約となり、
どの球団が獲得に名乗りを上げるか注目されていた。
他の12球団でも得点力不足で悩むところもあるし、
若手ばかりでお手本となるベテランが居たほうがいい球団もあろうし、
僕は阪神ファンなのですが、
一塁の3億円助っ人外人が助っ人にならずだから、、、
目先の勝ちを求めるための一選択肢ではあったと思うけど。
選手はもちろん、裏方スタッフにも慕われていて、
とにかく兄貴的存在で野球の未来や仲間たちを第一に考える男・村田。
野球ファンも、彼ならすぐに次の球団見つかるだろうと
安易に思っていた意見が多かった。
しかし結果は、こうなってしまった。
この任侠的男臭さで現場で信頼される兄貴分も、
監督や経営層からすると煙たい存在となってしまう。
どうやら「一言多い」から、球団側に煙たがられたようで。
力のある人間が後輩を取込み、正論を主張して反体制化する。
本人にその氣なくとも、
選手の立場を代表して意見を言うほどに
「不満分子扱い」されてしまう現代社会。
頑張って人並み以上の結果も出し、
後輩からも慕われ、
だからこそ、皆のために言うべきことは言う。
プロ野球選手も、会社員と同じなのかな。。
少し傲慢に映った部分があったにしろ、
そんな男が仕事を失ってしまう。
成果を出し続けないといけないと生きていかれない。。
そんな馬車馬の状態は、
リタイアできる貯金できてばいいけど、年取るごとにしんどいと思う。
だから、表現の仕方ってとても大事。
セールスコピーは、この姿勢OKです
でももちろんムリに「争う」や「戦う」ことは不要です。
相手(この例では球団やフロント)にも都合や言い分がある。
セールスコピーなら、
自分の旗を掲げて、そこに共感する人たちを集結する力があります。
例えば
「この技術は古いけど、今の技術では得られないこんなことがある」
そこにわざわざ
「今の技術はダメ」なんてディスっても仕方ないんですから。
この技術はこんなところが素晴らしい!
今の技術では出来ないこんなことが得られます
と、やんわりオブラートに包んで潰せばいいのではと笑
でも彼の中には悔しさはあっても、
後悔はないのかもしれませんね。
