『イメージと、違う!』
こう聞いてあなたは
どんな場面を思い浮かべるでしょうか。
第一印象で悪かったのに、
実際会って話すととても良い人!
とか、
すごい目つきも悪くて反り込み入ってるのに
週末はボランティアしている!
とか、
髪形が頼んでいたかたちと仕上がりが違う…
とか?
この"イメージ"が受取り手にとってズレると
氣持ち悪く違和感感じやすいそうですね。
少し前の話ですが、
スーパーマーケット西友が身売り?!
なんてニュースがありました。
親会社は米国のウォルマート。
世界最大のスーパーマーケットチェーンであり、
売上額で世界最大の企業である。
このウォルマート、
Everyday Low Price(EDLP)を掲げて
毎日安い(特売と言わない)よ~
って小売り展開しています。
米国では、中小規模の街へ進出し、
「安売り攻勢で個人商店潰しだ」
「安い中国製品ばかり扱う」
「儲からないからってすぐ撤退かよ」
そして誰もいなくなった…
って評判はあまり良くない。。
僕が昔住んでいた家から
歩いて5分くらいのところに西友があります。(いちおう今も)
近いのでよく利用してました。
でもなんか僕のイメージが、、、
「場末感」があって、店はキレイなんですが
安っぽさはやっぱり抜けないですねぇ。
しかし同じような業態で安さを押し出す
ドラッグストアにはそんな感覚がありません。
こちらは色んなお店がこぞって出店していますよね。大人氣です。
なんで同じ安さを押し出しているのに
本家ウォルマート傘下の西友は売却騒ぎ、
片やドラッグストアは大人氣なんでしょう??
これが「ブランド」戦略なんじゃないかと
思うわけです。
もともと西友って
セゾングループのスーパー部門として設立されて、
高品質な商品を良心的な価格で売るチェーンだった。
無印商品なんて、西友から派生したPB(プライベートブランド)なんですよ。
今や世界的ブランドへになってます(中国でバッタもん見ました(笑))
それなのに買収された先が、
Everyday Low Price(EDLP)のウォルマート。
日本に進出したいウォルマートが
業績不振のセゾングループに打診して買収し、
一挙に店舗数を確保したんです。
そこからはウォルマート流の改革が入る。
今までのお客さんからすると、
どんなイメージなんでしょう??
西友に対して持っていたイメージがどうなるか…
良くはなりにくいですよね…
昔からの西友ファンは残念ですよね。
そして他店と比べて本当にめちゃめちゃ安いかと言えば!
決してそうでもなく…
九州資本の
「ディスカウントドラッグコスモス」
なんてすごいですよ。工夫が凄い。
なんと袋麺を常に10円で売っているんです!
で何がすごいって、
袋麺だけで飯食わないからと、
つゆ、ダシ、野菜、肉など他の食品も
一緒にうま~く販売戦略してるわけ。
上手い目玉商品つくり!
西友にはそういうものもないですね…
一度ついてしまったイメージを変えるには
なかなか大変…。
でもひとつ覆すに必要な方法があります。
それは、
「こだわり」を伝え続ける!
これです。
地域一番の安価店です!
と謳うとしますね。
そうするとマイナーなメーカーの商品も扱う。
こうしたメーカーでもトップブランドとどこが違うのか?
なぜこのメーカーの商品を売るのか?
店員がこだわりをPOPで作って貼っていたり、
値札には元の価格よりどれだけ安くなったのかが
理由とともに明記されている。
安いけど添加物には目を光らせてます!とか
こうした地道に伝えることが
お客さんにだんだん受け入れられてきます。
当然期間を設けて、テストテスト。
こうしたお客さんの氣持ちを汲んだり
ヒットする文章をつくるのがセールスコピー。
だから学べば効果が出やすいですよ。
こだわりを持つあなたにこそオススメしたいです。

